2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23244005
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
藤原 耕二 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (60229078)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小沢 登高 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (60323466)
塩谷 隆 東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (90235507)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 幾何学的群論 / 区間交換写像 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究目的は、幾何学的群論について総合的に研究し、また国際研究集会の組織などを通して、研究発表、研究交流を推進することである。 2013年7月16-19日、京都大学数理解析研究所で、国際研究集会 Geometric Group Theory -- Kyoto 2013を分担者とともに主催した。国内外からトップクラスの講演者を得て、また参加者は国内外から100名程度であり、大きな成功を収めた。講演者は以下である:Vincent Guirardel (U Rennes 1),Karen Vogtmann (Cornell U),Mark Sapir (Vanderbilt U),Daniel Allcock (U Texas Austin), Zlil Sela (Hebrew U), Eduardo Martinez-Pedroza (Memorial U Newfoundland),Mike Davis (Ohio State U),Shigeyuki Morita (U Tokyo, emeritus),Mikael Pichot (McGill U),Kate Juschenko (Vanderbilt U),Kyoji Saito (U Tokyo),Masayuki Asaoka (Kyoto U),Nicolas Monod (EPFL).
今年度の研究実績として、区間交換写像全体がなす群の構造に関する顕著な成果、タイヒミュラー空間の新しい座標系の性質とそれについての顕著な応用に関する論文が一流紙に掲載された。また研究発表として、The XXIInd Rolf Nevanlinna Colloquim, Helsinki で基調講演、日本数学会 (愛媛大9月) で企画特別講演 をした。
本年度は研究協力者を1人採択した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定通りの研究進捗である。 出版論文や招待講演に関して十分である。また、予定していた研究協力者の採用についても順調である。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画については、引き続き進める。来年度についても関連する国際研究集会を主催し、研究協力者を1人採用する。
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Research Products
(15 results)