2013 Fiscal Year Annual Research Report
熱帯高地における環境開発の地域間比較研究―「高地文明」の発見に向けて
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23251008
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Research Institution | National Museum of Ethnology |
Principal Investigator |
山本 紀夫 国立民族学博物館, その他部局等, 名誉教授 (90111088)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大山 修一 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 准教授 (00322347)
池谷 和信 国立民族学博物館, 民族社会研究部, 教授 (10211723)
月原 敏博 福井大学, 教育地域科学部, 教授 (10254377)
平田 昌弘 帯広畜産大学, 畜産学部, 准教授 (30396337)
重田 眞義 京都大学, アフリカ地域研究資料センター, 教授 (80215962)
川本 芳 京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (00177750)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 熱帯高地 / 環境開発 / ドメスティケーション / 高地文明 / 地域間比較 |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度の調査に引き続き,研究分担者の池谷が20日間あまりペルー,ボリビア,エクアドルなどのアンデス高地で,連携研究者の鳥塚がペルー・アンデス高地で一カ月半広域調査および定着調査をおこった。研究代表者の山本は,約2週間にわたりインドネシアとインドを踏査し,南アジアの熱帯低地と熱帯高地の環境の比較調査を実施した。一方,研究分担者の大山は約2週間エチオピア高地を踏査したほか,連携研究者の稲村と杉山両名がそれぞれ約2週間ネパールに滞在して定着調査をおこなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本計画を推進する上で,北部アンデスはきわめて重要な地域であるが,これまでのところ治安が良くないため,現地調査を延期せざるを得なかった。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の研究期間が残り少なくなったため,全体の統一をはかるとともに,出版に向けての準備を開始する。
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Research Products
(21 results)