2011 Fiscal Year Annual Research Report
クラウドソーシングと群集知形成のための超分散開発基盤の研究
Project/Area Number |
23300009
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Research Institution | Nara Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
松本 健一 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (70219492)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 匡秀 神戸大学, システム情報学研究科, 准教授 (30324859)
水野 修 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 准教授 (60314407)
森崎 修司 静岡大学, 情報学部, 講師 (50423249)
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Keywords | ソフトウェア開発効率化・安定化 / ソフトコンピューティング / 情報システム / 可視化 / 言語グリッド / オフショア開発 |
Research Abstract |
A-1-1 「言語グリッド」Webサービスを活用した多言語開発におけるコミュニケーション支援技術 言語グリッドが提供する機械翻訳サービスと専門辞書サービスを用いて,ソフトウェア開発文書の理解支援を行うシステムを試作した.日本・中国間のオフショア開発模擬実験を行い,有効性を確認した. A-1-2 OSLC技術による成果物共有支援技術 複数拠点のソフトウェア開発において,成果物(実行プログラム)とテストプログラムの共有方法を検討した.OSLC標準に準拠したソースコードリポジトリや仕様書を格納した構成管理システムを調査し,ツール間の連携が製品レベルで採用されつつあることがわかった. A-1-3 ソーシャルネットワーク分析によるクラスタ形成・知識共有支援技術 OSSプロジェクトデータを基に数百人規模の開発者の「開発履歴DB」を構築し本研究で開発した支援技術を適用した結果,開発者の役割や業務に応じた知識クラスタの形成を確認することができ,H24年度実施予定の支援技術のシステム化に研究成果を得ることができた. A-2-1 レビュープライオリティ手法によるソフトウェア仕様明確化支援技術 特に注力する着眼点を設定するシンプルなレビュー方法を検討し,実際のシステム開発で収集した過去の不具合管理表を調査した.その結果を「優先検出欠陥種別の設定を目的とした不具合管理表の分析」として報告した。A-2-2ソフトウェア開発を対象としたライトウェイトなマッシブデータ収集・分析支援技術 個人もしくは小規模組織を単位として,作業工数をリアルタイムに把握,記録する方式を開発し,開発作業に用いられているアプリケーションソフトウェアの実行状況を把握できることを,プロトタイプシステムにより確認した.A-2-3リポジトリマイニングに基づく品質保証支援技術 対象プロジェクトの開発履歴DB内に蓄積されたテキストの語彙情報の語長がソフトウェアの品質にどのような影響を与えているかを調査した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初計画段階において本年度に予定していた学会発表を予定通り執り行うことができたため.
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Strategy for Future Research Activity |
23年度に開発した要素技術をそれぞれ統合し,二つの基盤をシステムとして構築する.システム実装は,奈良先端大,神戸大,京都工繊大,和歌山大での分散開発とする.システム化で得られた知見は,システム機能にフィードバックすると共に,各要素技術のチューニングに役立てる.
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Research Products
(19 results)
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[Presentation] An Approach for Crowdsourcing Software Development2011
Author(s)
Yuki Usui, Shuji Morisaki
Organizer
Joint Conference of the 21st International Workshop on Software Measurement (IWSM) and the 6th International Conference on Software Process and Product Measurement (Mensura 2011)
Place of Presentation
Nara-Ken New Public Hall, Japan
Year and Date
2011-11-04
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[Presentation] Service Oriented Framework for Mining Software Repository2011
Author(s)
Shinsuke Matsumoto, Masahide Nakamura
Organizer
Joint Conference of the 21st International Workshop on Software Measurement (IWSM) and the 6th International Conference on Software Process and Product Measurement (Mensura 2011)
Place of Presentation
Nara-Ken New Public Hall, Japan
Year and Date
2011-11-03
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