2013 Fiscal Year Annual Research Report
動的に構成が可能な複数画面コンピューティングに関する研究
Project/Area Number |
23300022
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
田中 二郎 筑波大学, システム情報系, 教授 (20251043)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 伸 筑波大学, システム情報系, 准教授 (00272691)
志築 文太郎 筑波大学, システム情報系, 准教授 (20323280)
三末 和男 筑波大学, システム情報系, 准教授 (50375424)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | ユビキタス / 複数画面 / 情報提示 / ワークスペース / 協調作業 |
Research Abstract |
本研究では、「動的に構成が可能な複数画面コンピューティング」に関する研究開発を行った。我々は複数のノートPC画面、携帯情報端末、共有の電子白板などの大小の画面を有機的に連携させ、複数計算機間や複数人でのコミュニケーションを円滑にするシステムの開発を目指している。 複数の様々な画面、デバイス、各種のセンサーが存在する空間を「拡張空間(Augmented Space)」と呼ぶが、拡張空間は最近よりインタラクティブになってきている。平成25年度は、さらに関連する幾つかのアプリケーションを検討し、試作、評価を行った。アプリケーションの一つとして、「タッチパネル搭載端末同士を重ねる操作による端末連携手法」について研究を行なった。本手法ではユーザは端末同士を重ねることにより連携を行う。連携中は、重ねられた端末の画面が一体化される。また、連携は端末同士を離すことにより解除される。 装着型携帯端末による大画面ジェスチャインタラクションについても研究を行なった。このシステムはユーザがカメラ付き携帯情報端末をペンダントのように装着して大画面とインタラクションを行うシステムである。これにより、複数人で同時に、かつハンドジェスチャだけで様々なインタラクションを行うことが可能になる. また、我々は拡張空間(Augmented Space)におけるターゲット獲得のためのインタラクション手法に関する研究を行なった。拡張空間においてはすべてのオブジェクトはインタラクティブであり、多くの選択操作が必要である。天井にカメラを設置してオクルージョンの問題を回避し、新たな選択手法として2段階で選択を行うPoint-TapおよびTap-Tapという二つの方法を設計、評価した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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