2013 Fiscal Year Annual Research Report
コールバックを用いたWorld Wide Webアーキテクチャの再構築
Project/Area Number |
23300023
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
板野 肯三 筑波大学, 名誉教授 (20114035)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
新城 靖 筑波大学, システム情報系, 准教授 (00253948)
佐藤 聡 筑波大学, システム情報系, 准教授 (90285429)
中井 央 筑波大学, 図書館情報メディア系, 准教授 (70301083)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | World Wide Web / クライアント・サーバ・モデル / コールバック |
Research Abstract |
現在のWorld Wide Webは、クライアント・サーバ・モデルに基づき構築されている。この形態は、サービス提供者側に静的なコンテンツがある時にはよい。しかし、個人情報を繰り返し入力する必要があり、また、クロスサイト・スクリプティング攻撃を防ぐことが簡単ではないという問題がある。 本研究の目的は、現在のWorld Wide Webのアーキテクチャを全面的に見直し、最初から設計し直すことで、現在のアーキテクチャが持つ上記の問題点を解決することである。この目的を達成するために、本研究では、サービス提供者側から利用者側を呼び出す(コールバックする)という方法を用いる。研究期間内にコールバックのプロトコルを設計し、新たにWebサーバ、Webブラウザ、ルータ、個人情報バンクといったプログラムを実現することで、提案する新しいWebアーキテクチャの概念を検証する。 今年度は、コールバックの概念を拡張し、従来のサーバとクライアント間の通信だけでなく、末端の利用者間で直接データをやりとりする方法を実現した。これにより、サーバの負荷を軽減し、スケーラビリティの高いシステムを構築することが可能となった。これを実現すために、認証された利用者のPCを直接的に接続するためのルータ、Web サーバ、および、データベースを実現した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)