2012 Fiscal Year Annual Research Report
日韓の教員養成の大学生と児童・生徒への情報ネットのカリキュラムの研究
Project/Area Number |
23300095
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Research Institution | Aichi University of Education |
Principal Investigator |
江島 徹郎 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (10335078)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
齋藤 ひとみ 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (00378233)
真島 聖子 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (10552896)
山根 真理 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (20242894)
土屋 武志 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (20273302)
佐藤 洋一 愛知教育大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (40196283)
梅田 恭子 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (70345940)
野崎 浩成 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (80275148)
上田 崇仁 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (90326421)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 教員養成 / 情報ネットワーク社会 / カリキュラム / 指導法 / 韓国 / 国際情報交換 |
Research Abstract |
本研究の目的は,日々進化し,変化していく情報ネットワーク社会において,教員や保護者がどのように児童・生徒に指導できるかを,特に将来の教員や保護者たる教員養成の大学生に着目して,日本と韓国で明らかにすることである。 児童・生徒を対象にしたカリキュラムと指導法による授業実践は,一部を行うことができた。また教員養成におけるカリキュラムについては,2012年度に試行として行い,2013年度からは正規の授業として行う。 本研究は,毎年春は愛知教育大の学生が晋州教育大を,秋には晋州教育大の学生が愛知教育大を訪問して行う研修をベースにしている。期間はそれぞれ1週間程度で,人数もそれぞれ12名程度である。本研修は,それぞれ相手の国の小学校で授業を行う実践を行っているのが大きな特徴である。また,インターネットを活用し,学生主体で運営されている。 こうした実践に伴うやりとりに,昨年度に引き続き,SNSを活用した。昨年度の結果を参照しながら,より学生主体となるよう設定した。その結果,学生たちの間にオーバーハードコミュニケーションが認められた。これについては,メディア教育学会研究会にて発表を行った。 また,主に学生たちが書いたテキストを分析した。それによって,学生たちに正統的周辺参加論で説明できる学習がみられることが分かった。周辺から中心的な役割への変化は,年齢や学年よりも,この研修に参加している回数の影響が大きいと考えられた。また,年齢や学年の差が小さい者がリーダーになった場合に,より認知的徒弟制が機能するようだ。 今後は,本研修を終えて社会人となった者や,本研修での授業実践を受けた子どもたちへの調査を行い,この研修による学習の効果を検証する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
一部に計画を変更する等したため,ややまとまっていないところがある。しかし,研究成果の一部を無事に発表することができたこと,当初から予定されていた正規のカリキュラムとすること,等が達成されており,成果は確実に出ている。よって概ね順調に進展している,とした。
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Strategy for Future Research Activity |
基本的には,全体の研究計画に従って推進する。 しかし,当初の研究計画に挙げた状況との変化が起きている部分もあり,これについては修正をしていく。具体的には,情報メディアの活用について,特にタブレット端末の普及があるので,これを採り入れていく。 また当初の研究計画では,子どもたちへの評価があまり考慮されていなかったので,こちらも組み入れていく。
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Research Products
(2 results)