Research Abstract |
1、理研BRCの試験研究で作製したCre-driverES細胞株の中から、Fbxo17,Alad,Tspan9,Gzf1,Hip1,Pknox1,Pkig遺伝子を選択し、熊本大学においてキメラマウスを作製した。得られた♂キメラマウスとC57BL/6N♀マウスを交配し、マウスラインを樹立した。引き続き、Wdfy1,Mark3,Fto遺伝子について、キメラマウス作製を試みている。 2、同じくCre-driver ES細胞株の中から、Apobec1,Tect1,Klf12,Fblim1,Fry1遺伝子を選択し、理研BRCにおいてキメラマウスを作製した。得られた♂キメラマウスとC57BL/6N♀マウスを交配している。 3、X-gal染色を行ったEGTCクローンの中から興味深い発現パターンを示したクローンを選んで、新たなCre-driver ES細胞株を作製した。21-W126(Elov16),21-W377(Zfp13),21-W15(Mett12),21-W74(Fkbp4)クローンにSA-Creをノックインし、21-B186(EST),21-W377(Zfp13),21-W126(Elovl6),21-W74(Fkbp4),21iW15(Mett12),21-T239(Wdfy1),21-T297(Mark3)クローンにmERT2をノックインした。PCRとサザンでCre-driver ES細胞株樹立を確認し、更にキメラマウス作製を試みている。 4、EGTCクローンのX-gal染色作業を継続し、新たに29ラインの発現パターンを検討した。平成24年3月末現在&EGTCに登録しているES細胞株は1,067クローンであり、そのうち414クローンに関してキメラマウスを作製し、マウスラインを樹立して、CARD R-BASEに寄託している。さらに99クローンについては、X-gal染色像を公開している。
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