2013 Fiscal Year Annual Research Report
非平面フォトファブリケーションを用いた体内挿入型MRI/NMRプローブ
Project/Area Number |
23300184
|
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
芳賀 洋一 東北大学, 医工学研究科, 教授 (00282096)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
黒田 輝 東海大学, 情報理工学部, 教授 (70205243)
齋木 佳克 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50372298)
松永 忠雄 東北大学, マイクロシステム融合研究開発センター, 助教 (00396540)
松岡 雄一郎 独立行政法人情報通信研究機構, 脳情報通信融合研究センター, 主任研究員 (80372150)
|
Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
|
Keywords | MRI(核磁気共鳴イメージング) / NMR(核磁気共鳴) / MEMS(微小電気機械システム) / 受信コイル |
Research Abstract |
非平面フォトファブリケーションを用いて作製した体内挿入型プローブを用い、核磁気共鳴イメージング(MRI)による高精細撮像、および核磁気共鳴(NMR)高感度計測による物質同定を体内局所において行い、高精度で信頼性の高い臨床に役立つ診断技術を開発する。 コイルは円筒面上へフォトレジストのパターニングと,レジストを型にした銅の電解めっきを用いてポリイミドチューブ上へ作製した。絶縁層を形成し同様の配線形成プロセスを繰り返すことでコイルを多層化して性能を向上している。コイル形状(サイズ、形状、線幅と厚さ、層数など)の最適化には磁場シミュレーション解析を活用している。NMR信号の受信と体外への伝送を効率よく行うためにコイル近くに回路を搭載するが、コイル周辺の組織によって最適な共振周波数,インピーダンスが、わずかに変動することから、外部からの電圧印加により容量を可変できる集積回路をカテーテルに搭載できるよう小型に設計、試作した。 具体的な各用途に向け、要求されるプローブサイズや硬性部長さをもとに内部の構成を設計した。非平面微細加工技術とフリップチップボンディングを併せ、開発した可変容量集積回路、およびディスクリート部品の実装プロセスを行いてプローブを組み立て、NMR信号の受信、撮像の評価を行った。トランジスタをスイッチング素子として利用した保護回路を入れることで、可変容量集積回路の絶縁破壊を起こさずにNMR信号の受信、撮像を行うことができた。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
|