2014 Fiscal Year Annual Research Report
精神疾患が疑われる学生の早期発見手法の確立と学生ケアのためのポータルサイトの開発
Project/Area Number |
23300299
|
Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
不破 泰 信州大学, 学術研究院工学系, 教授 (00165507)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 彦文 信州大学, 学術研究院工学系, 准教授 (30300578)
長谷川 理 信州大学, 学術研究院工学系, 助教 (30647102)
藤川 真美乃(時田真美乃) 信州大学, 学術研究院工学系, 助教 (70647106)
山崎 勇 信州大学, 学術研究院工学系, 助教 (80554576)
|
Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2015-03-31
|
Keywords | 学生サポート / カウンセリング / アセスメント・支援 / ICカード |
Outline of Annual Research Achievements |
H23年度に明らかにした企業での入退室の履歴情報から鬱症状のある人を抽出する仕組みを,大学で応用するための検討をH24年度以降で行った.H24年度及びH25年度にて,まず,学生が大学内で行動するライフログを用いた仕組みを,国立情報研究所と共同研究で行い,ライフログが表示される仕組みの試行運用を実施し,学生の心理的抵抗を確認する基礎実験を実施した.その実験結果では,ICタグとセンサーを使用した行動収集は,ものを取り出したり何かにかざすような身体的負担が少ないにも関わらず,「他者にモノのように管理されている気がする,自分が家畜や図書のような気がする」等の「心理的負担」が高いことが示された.また,大勢がカードリーダに学生証をかざす実験では,「カードが受け付けられた」ことを認識する点において,受付を知らせる刺激が少ない場合は,前の人の刺激なのか,自分なのかがわからず,2度カードをかざす行動が観察され,人数が多くなればなるほどその行為が増える結果が,打刻データから結果がでた.これらの結果から,精神的な問題を抱えた学生もそうでない学生にとっても,情報を収集する仕組みそのものが心理的な負担を生じされるものになることを避けた上で学生のライフログを収集する仕組みを開発した.その上で,学内での審議のもと,2種類の選択肢,学校に2週間来ていない学生と,特定の科目を2回連続で欠席している学生を抽出する仕組みを作り,これを「要判定学生抽出システム」として.H26年度に全学的に抽出する仕組みを持つことができた.
|
Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(7 results)
-
-
-
-
[Presentation] 信州大学の学生相談体制について2014
Author(s)
金子 稔, 小田 佳代子, 山﨑 勇, 榛葉 清香, 茅野 理恵, 山岡 俊英, 藤村 智子, 林 弘子, 湯沢 直美, 武田 弘子, 児玉 邦代, 渡邊 里奈, 川 茂之
Organizer
第52回全国大学保健管理研究集会
Place of Presentation
慶應義塾大学三田キャンパス西校舎ホール
Year and Date
2014-09-04
-
-
-