2013 Fiscal Year Annual Research Report
ネバーダイネットワークの概念による大規模災害情報システムの構築と実証実験
Project/Area Number |
23310111
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Research Institution | Iwate Prefectural University |
Principal Investigator |
柴田 義孝 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 教授 (80129791)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
橋本 浩二 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 准教授 (80305309)
湯瀬 裕昭 静岡県立大学, 経営情報学部, 准教授 (30240162)
高畑 一夫 埼玉工業大学, 人間社会学部, 教授 (60226909)
内田 法彦 埼玉工業大学, 人間社会学部, 准教授 (10610298)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 災害情報 / 対故障性 / 分散システム / 無線LAN / 安否情報 / SDN / コグニティブ無線 / モバイルネットワーク |
Research Abstract |
車両用モバイル分散型情報共有サーバシステムの開発については、災害情報システムに故障が発生した場合を想定し、これまで開発した固定型WIDISをモバイル環境に適合させるため、Linux OSの車載サーバを導入して災害情報、避難情報、安否情報を収集できる車載型分災害情報共有サーバシステムを開発した。また360°全方位カメラ、環境センサーにより被災地周辺映像とセンサー情報を収集し、これらを3G/LTE網および無線LANにより情報サーバに送り、Internetを利用して被災地状況を監視・記録できる車載型全方位映像転送システムのプロトタイプを構築して性能評価を行った結果、その有効性を確認することが出来た。 気球ワイヤレスネットワークシステムの研究開発については、これまでの気球ノードを小型軽量化するために薄型軽量フィルム素材のエーバル材により製作した結果、1.8Kgと軽量化でき、また上空でこれまでの風の影響を避けるために、楕円体形状を作成して風力実験を行った結果、風速8 m/secの条件でも、通信にほとんど影響が無い状態に安定させることが出来た。 防災クラウドによる安心・安全情報システムの開発については、新たにInternet上に複数の自治体で共有できる環境をLinuxOSベースのクラウドシステムを開発した。またInternetに接続出来ない状況や通信状況が不安定な通信環境を考慮するため、Delay Tolerant Networkを導入して、通信可能領域および通信不能領域のどちらも対応可能な災害クラウドシステムを実現出来た。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(39 results)