2012 Fiscal Year Annual Research Report
ICT技術を用いた消防隊員遠隔支援用レスキューベストの開発
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23310116
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Research Institution | Osaka Prefecture University College of Technology |
Principal Investigator |
土井 智晴 大阪府立大学工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (00259897)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高森 年 特定非営利活動法人国際レスキューシステム研究機構, その他部局等, 名誉教授 (10031098)
山内 仁 岡山県立大学, 情報工学部, 准教授 (10275373)
奥川 雅之 愛知工業大学, 工学部, 准教授 (50290747)
大坪 義一 特定非営利活動法人国際レスキューシステム研究機構, その他部局等, 准教授 (90257973)
宗澤 良臣 岡山大学, 自然科学研究科, 講師 (70274008)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 地震災害 / レスキューロボット |
Research Abstract |
平成24年度は、研究初年度に製作した試作ICTレスキューベスト(以下、ベスト)の性能評価、成果公開講演会の開催および消防関係者との情報交換を行い、と実用試作のための準備もおこなった。 ベストの性能評価については、連続駆動時間の評価および無線電波強度の評価を行い、その成果を計測自動制御学会にて発表を行った。 成果公開講演会は、7月8日に神戸サンボーホールにて行った。この講演会では、レスキューロボット研究者を始め一般市民も参加した。パネラーとして研究代表者の土井と現役消防隊員2名にご参加いただき、試作機のデモを見ていただき、貴重なコメントを頂いた。 それらの成果をもとに実用試作機製作に向けて共同研究者でミーティングを重ねた(平成23年度から通算で29回開催している)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
申請時の計画通りに進んでいる。本研究では、成果公開を積極的に進めることを申請書でも掲げていたので、試作ベストのデモを多く人があつまるイベントなどで行なっている。 また、ハードウェアおよびソフトウェアの開発も予定通り推移している。
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Strategy for Future Research Activity |
研究最終年度には実用試作機を完成させたいと思っている。性能評価は平成26年度以降になる可能性があるが、実用試作機による消防隊員との情報交換を行いたいと思っています。 また、本研究の成果を国際学会にて発表し、広く評価を頂きたいとも思っている。
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