2013 Fiscal Year Annual Research Report
グローバル大国・中国の出現と東アジア―学校間交流による学際的研究
Project/Area Number |
23310181
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
田中 仁 大阪大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (60171790)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
青野 繁治 大阪大学, 言語文化研究科(研究院), 教授 (00159302)
許 衛東 大阪大学, 経済学研究科(研究院), 准教授 (10263344)
木村 自 大阪大学, 人間科学研究科, 助教 (10390717)
片山 剛 大阪大学, 文学研究科, 教授 (30145099)
思 沁夫 大阪大学, グローバルコラボレーションセンター, 特任准教授(常勤) (40452445)
福田 州平 大阪大学, グローバルコラボレーションセンター, 特任研究員(常勤) (50434585)
竹内 俊隆 大阪大学, 国際公共政策研究科, 教授 (60206951)
三好 恵真子 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (60294170)
高橋 慶吉 大阪大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 准教授 (60456928)
山田 康博 大阪大学, 国際公共政策研究科, 准教授 (70243277)
高田 篤 大阪大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (70243540)
堤 一昭 大阪大学, 文学研究科, 教授 (70283835)
宮原 曉 大阪大学, グローバルコラボレーションセンター, 准教授 (70294171)
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Project Period (FY) |
2011-11-18 – 2014-03-31
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Keywords | 国際研究者交流 / 20世紀東アジア / 日中関係 / 学校間交流 / 中国:台湾 |
Research Abstract |
本研究課題は,グローバル大国・中国の出現によって招来しつつあるさまざまな課題群を確認するとともに,それら相互の連関と構造を明らかにすることによって,課題解決のための処方を探ることを目的としている。その際,国際セミナー開催による東アジア学校間交流を推進するとともに,中国20世紀史(歴史学)を機軸とする学際研究の構築に取り組んできた。 2013年8月,第7回国際セミナー「東アジアの新環境―発展・共識・危機」を2013年8月に大阪大学で開催し,本研究課題の成果を集約する場とした。中国・台湾からの参加者17名をふくむ70名が参加し約40の学術報告を行った。 この国際セミナーでは二つの総括セッションを設け,リスク社会論による21世紀の東アジアの総括,および21世紀の日中関係の課題に関する青年研究者の対話を試みた。前者は,今日東アジアで起きている諸問題をグローバル化の拡大と深化によって生起した新たな事態を象徴するものであり,かつ東アジア地域の構造的変化の現れであると捉え,こうした課題を学際的に正面から検討を加えた。後者では,これまで6回の国際セミナーにおいて大学院生ら若い世代の交流の場としてのプラットフォームを提供してきた経験を活かして,錯綜する東アジアの現況をふまえながら,21世紀の日中関係を「考え」対話することの意味と意義を掘りさげて検討した。 国際セミナー終了後,二つの総括セッションへの提出論文の精査と再検討を行い,論文集『東アジアリスク社会―発展・共識・危機』(日中台共同研究「現代中国と東アジアの新環境」①),『21世紀の日中関係―青年研究者の思索と対話』(同②)を,OUFCブックレット第二巻,第三巻として発行した(大阪大学中国文化フォーラム編,2014年1月・3月,220頁・369頁)。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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