2013 Fiscal Year Annual Research Report
戦前・戦時期日本における中東研究の現代的展開―「回教・猶太問題」からの視座
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23310187
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Research Institution | Japan Women's University |
Principal Investigator |
臼杵 陽 日本女子大学, 文学部, 教授 (40203525)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長澤 榮治 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (00272493)
加藤 博 一橋大学, 経済学研究科(研究院), その他 (10134636)
店田 廣文 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20197502)
三沢 伸生 東洋大学, 社会学部, 教授 (80328640)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | パレスチナ研究 / 猶太研究 / 戦時期日本の回教研究 / 大川周明 / 東亜経済調査局 / 日本人のイスラーム認識 / 大日本回教協会寄託資料 / アジア主義とイスラーム |
Research Abstract |
最終年度においては、次の点において特記すべき研究実績があった。 ①総括班および対パレスチナ(ユダヤ)研究グループとして、イスラーム地域研究東大拠点パレスチナ研究班と密接な連携をとりつつ、2カ月に一度の定期的な研究会を開催した。また、国際ワークショップ「オスロ合意再考―パレスチナとイスラエルに与えた影響と代理案―」を2013年10月12日(土)と13日(日)の両日に東京大学東洋文化研究所で開催した。さらに、オスロ合意20年国際ワークショップII「オスロ合意の代案とは何か―パレスチナ/イスラエルをめぐる一国家・二国家論争―」を10月14日にも開催した。その際、海外からの参加者のうちライラ・ファルサハ氏(マサチューセッツ大学准教授)を本科研によって招聘した。 ②日本の回教研究に関しては、2014年10月19日に山形県酒田市において開催された大川周明博士顕彰会主催碑前祭に科研分担者が参加して、顕彰会会員および大川塾第二期の終了生である山本哲朗氏および加藤健四郎氏とともに懇話会をもって、意見交換を行った。 ③データベース化に関しては、パレスチナ民族刺繍のモチーフを実際に250種類にわたって刺繍して、さらにその地域的、歴史的特徴について解説を加えた研究用データベースであるCD-ROM版「パレスチナ刺繍―モチーフが語る小宇宙」300部を作成し、研究者を含めて関係者に研究用として配布した。また、アジア・太平洋戦争期に刊行されていた雑誌『猶太研究』全巻のスキャン作業を終了し、戦時期日本の猶太研究データベースの一環として近々データベースとして公表する予定である。さらに、エジプト革命関係のアラビア語刊行物330冊のデータベースを作成したが、目下、公開のための準備を鋭意行っている。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(24 results)
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[Presentation] “The Relationship between Groundwater Resources, Land use, and Demographic Characteristics, Using Remote Sensing and GIS Techniques, Dakhla Oasis, Egypt"(with S.F. Elbeih, E. Iwasaki, E., Sefelnasr, A.A. Shalaby, and E.A. Zaghloul)
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