2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23320031
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
岡田 温司 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (50177044)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木俣 元一 名古屋大学, 文学研究科, 教授 (00195348)
金井 直 信州大学, 人文学部, 准教授 (10456494)
前川 修 神戸大学, その他の研究科, 教授 (20300254)
松原 知生 西南学院大学, 国際文化学部, 教授 (20412546)
篠原 資明 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (60135499)
門林 岳史 関西大学, 文学部, 准教授 (60396835)
石田 美紀 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (70425007)
秋庭 史典 名古屋大学, 情報科学研究科, 准教授 (80252401)
阿部 成樹 中央大学, 文学部, 教授 (90270800)
喜多村 明里 兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 教授 (90294264)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 目と眼差し / 芸術作品 / 展示 / 解釈 / 美的距離「 / 視覚と触覚 / 感性論 / インタラクティヴ |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は分担者による研究報告会(名古屋大学文学部2014年12月21日)を開き,岡田(眼差しの観点から見た映画論と絵画論の比較検討),金井直(カノヴァの彫刻受容・批評における写真の役割),石田美紀(高倉健とカメラの眼差し)がそれぞれ発表を行ない,議論を重ねた.2015年3月2日と3日は,ローマ大学トル・ヴェルガータとの共同開催で『哲学と芸術における目と眼差し』という国際シンポジウムを開催し,海外研究協力者のローマ大教授ジュゼッペ・パテッラ(ラカンにおける目と眼差し),パオロ・ダンジェロ(ヘーゲル美学における彫刻の眼差し)をはじめ,京都大学の若手研究者8名がそれぞれ意欲的な発表を行った.岡田もここで名古屋大学で報告した内容をイタリア語で発表した.これらの研究会では,絵画の問題に限定されることなく,広く対象を彫刻,写真,映画,さらには芸術作品の複製としての写真にまで広げて,見ることとと見られることのテーマが考察された.方法論的にも,美術史のみならず,神話学,人類学,精神分析学において,目や眼差しがいかに扱われ論じられてきたかが参照された.
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(11 results)