2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23320159
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
江川 温 大阪大学, 文学研究科, 教授 (80127191)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大内 一 大阪大学, 言語文化研究科(研究院), 教授 (20185193)
朝治 啓三 関西大学, 文学部, 教授 (70151024)
鈴木 広和 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (80273738)
青谷 秀紀 清泉女子大学, 文学部, 准教授 (80403210)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 神話 / 歴史 / 支配イデオロギー / 民族意識形成 / メディア |
Research Abstract |
まず、研究会の実績は次の通りである。2012年6月15日:江川 温「『王の奇跡』 ― その起源と解釈 ― 」。2012年9月21日:鈴木 広和「ハンガリーの起源伝承 ― フン起源説 ― 」。2012年10月13日:朝治 啓三「ノルマンディ公位 ― ロロからジョンまで ― 」。2012年11月24日:青谷 秀紀「中世フランドルのトロイア人出自神話 」。2012年12月22日:大内 一「アストゥリアス国王の起源について ― アストゥリアス王国諸年代記を中心に ― 」。 また研究会の場で、この共同研究の成果発信のために日本西洋史学会大会でシンポジウムを開催する件について検討した。またこれとは別に、海外から共同研究者を招いて国際シンポジウムを開くことについても,検討を行ったが,結論はまだ出ていない。 ホームページの充実のために、各報告のレジュメをアップロードすることを決め、作業に取りかかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
各分担者は最終報告に向けて、テーマの検討、史料の所在確認などの作業を順調に進めている。ただ、ゲストスピーカーの招致などが十分に実現していないという問題点はある。
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Strategy for Future Research Activity |
各分担者が最終的な報告の作成に向けて作業を進める一方,研究会を通じて意見交換を継続する。またこの共同研究の課題と進行状況を広く学界に示す方法について、検討を続ける。
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