2014 Fiscal Year Annual Research Report
知的基盤型サービス業と製造企業の価値共創:新イノベーションモデルの実証的国際研究
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23330119
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
長平 彰夫 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10323122)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | KIBS / Fuzzy Front End / 価値共創 / イノベーション / 新製品開発(NPD) |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度は、まず、平成25年度に実施した第一次大規模アンケート調査(1,000社)に引き続き、公益財団法人日本生産性本部の全面的な支援・協力を得て、アンケート調査票を日本に立地する製造業、サービス業計1,188社の新製品開発・研究開発部署のマネジャーに送付する形での大規模アンケート調査を実施した。続いて、回収したデータを構造方程式モデリングのソフトであるSmartPLS2.0を使用して統計解析を行った。特に、仮説検定の形での因果関係分析を主に分析した。次に、この統計解析の結果について、アンケート回答企業から企業規模別、業種別にサンプル企業を抽出し、インタビュー調査を行い、結果が腑に落ちるものかどうか、そうでないとしたらなぜなのかを事例研究により明らかにした。 また、中国でのKIBSの実態を事例分析するため、2014年5月に現地での実地調査を行った。これらの研究成果は、2014年6月にドイツで開催された国際学会であるR&D Management Conferenceにおいて発表した。 さらに、平成26年9月に東北大学東京分室において平成24年度からの研究成果の発表会並びにワークショップを、アンケート調査協力企業320社に案内状を送付し、来場した一般企業68社、招待研究者9名、の参加を得て実施した。この研究成果発表会並びにワークショップでは、第一部で研究成果の発表を行い、第二部でドイツのハンブルク工科大学教授のStephan Buse教授を特別講師として招へいしてKIBS等についてのワークショップを実施した。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)