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2012 Fiscal Year Annual Research Report

ビジネス・エコシステムの形成・維持とイノベーション

Research Project

Project/Area Number 23330127
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

椙山 泰生  京都大学, 経営学研究科, 教授 (70323467)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 具 承桓  京都産業大学, 経営学部, 准教授 (20367949)
久保 亮一  京都産業大学, 経営学部, 准教授 (80339754)
高尾 義明  首都大学東京, 社会(科)学研究科, 教授 (90330951)
Project Period (FY) 2011-04-01 – 2014-03-31
Keywords経営学 / イノベーション / 技術経営
Research Abstract

1)自動車産業の実証研究 平成24年度は,前半に事例からの理論構築を踏まえ,事例分析からの洞察について,具,椙山で定期的に会合をもって検討を進めて,必要に応じて,追加的な調査を実施して補完的なデータを収集した。その上で,事例学術論文にまとめる作業を実施していたが,特許データと企業のMake or Buyのデータを統合したデータベースを用いた定量分析については,やや進捗が遅れている。
2)情報通信産業の実証研究 平成24年度では,光ファイバ通信のイノベーション構想形成過程における中核企業と周辺企業の関係について,事例からの理論構築を踏まえた事例分析の学術論文にまとめてきている。クラウド・コンピューティングの領域において,ビジネス・エコシステムの形成過程と中核企業の役割や,その発展過程における企業間の分業構造の変遷についての事例研究についても分析を進めてきているが,論文の執筆は遅れ気味である。24年度の後半には,構築した特許のデータベースを用いた定量分析を実施し,論文の作成を進めている。
3)理論研究 海外の学会に参加し,先端的な理論動向についての情報収集に努めた。並行して文献研究をすすめ,高尾・椙山で議論をしながら理論的な検討を進めてきた。また,理論研究の成果を論文にまとめる作業を進めつつ,関係領域の研究者と議論を進めてきた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

研究はおおむね順調に推移してはいるものの,いくつかの領域において論文にまとめる作業がやや遅れている。その主な理由は,研究代表者が一昨年度に怪我により5週間入院し,それによる研究の遅れを今年度には十分取り戻せなかったことにある。それゆえ,データの収集などはおおむね順調であったが,論文の執筆が進まなかった分野があった。

Strategy for Future Research Activity

平成25年度については,論文執筆の時間を十分確保するように努めるほか,研究者間のミーティングをインターネット上でも進める体制を整え,共同作業をより円滑にすすめ,今年度やや遅れている作業を計画にキャッチアップさせる。
平成25年度は,実証研究については,事例研究の論文の出版に向けての改訂作業を続ける他,特許や企業のMake or Buyなどのデータを用いた定量分析について論文にまとめ,内外の学会で報告する他,ビジネス・エコシステムとイノベーションに関する研究書籍の出版を目指す。

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Published: 2014-07-24  

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