2012 Fiscal Year Annual Research Report
小売業における事業戦略・労使関係と人材ポートフォリオ
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23330132
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Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
佐野 嘉秀 法政大学, 経営学部, 教授 (40345111)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岸本 徹也 流通科学大学, 商学部, 教授 (00405929)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 人材ポートフォリオ / 事業戦略 / 労使関係 / 小売業 / 人事管理 |
Research Abstract |
1.人材ポートフォリオに関する先行研究を踏まえて分析枠組みを検討し、研究課題の明確化・充実化をはかるとともに、調査研究の進捗確認を行った。この目的のため計13回(2012年4月21日、7月1日、 8月20日、 10月19日、 12月17日、 2013年1月16日、3月27日、6月4日、7月1日、7月16日、8月5日、8月27日、9月6日)各1~2時間程度の研究会を開催した。 2.小売業の人材ポートフォリオに関して分析する研究課題のため、百貨店企業2社を対象として、経営側(本社人事担当者、販売部門責任者、売り場管理者)および産業別労働組合役員、企業別労働組合へのインタビュー調査(本部労組役員、事業所支部労組役員、職場委員が対象)を実施した。インタビュー記録を作成したが、匿名性確保のため現時点では公表していない。 3.同じく、小売業の人材ポートフォリオに関して分析する研究課題のため、食品スーパーマーケット企業2社を対象として、店舗での人材育成に関する事項を中心に、本社人事担当者および店舗管理者へのインタビュー調査を実施した。インタビュー記録を作成したが、匿名性確保のため現時点では公表していない。 4.主要百貨店を含む小売業を組織する産業別組合実施の組合員アンケート調査の再分析を行うにあたり、学術的な利用を可能にするためデータクリーニングを進めたほか、研究課題に即した分析をすすめた。分析の結果は、事例調査からの知見と合わせ、2013年度に取りまとめを行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
6か月間の繰越を行った結果、交付申請書に記載した研究実施計画に即して調査研究を進めることができた。研究課題に即した、追加事例の調査のほか、昨年度、調査実施主体より利用許可を取り付けた既存アンケート調査のデータのデータクリーニングと分析を進めることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
2012年度に実施した小売業の事例調査に関して分析を行う。また、研究課題に関する実態と課題の多様性および共通点を探るため、小売業への事例調査について、事例を増やす方向で引き続き実施する。アンケート調査については、既存アンケート調査の利用許可を調査主体から得ているため、引き続き研究課題に即した再分析を行い、事例調査から得た知見と合わせ、研究の取りまとめを行う。
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Research Products
(1 results)