2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23330140
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Research Institution | Kyoto Institute of Technology |
Principal Investigator |
坂本 和子 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 准教授 (50379070)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木谷 庸二 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 准教授 (10299133)
河原林 桂一郎 静岡文化芸術大学, その他部局等, 名誉教授 (20387525)
阿部 周造 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (30060015)
藤戸 幹雄 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (90335315)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | デザイン・マーケティング / デザイン嗜好 / デザイン評価 / 国際比較 / 文化的差異 / 購買意向 |
Research Abstract |
本年度は最終年度ということで,これまでの研究を総括し,成果としての知見導出や課題の再認識を心がけた.デザインの嗜好が文化的背景の異なる東西地域によってどう異なるのかを明らかにすることを目的に,デザイン属性の中で形と色に着目した調査において,例えば日本は中国よりオランダ,韓国は日本よりフィンランドと類似した傾向が示されたことから,従来の西洋×東洋といった構図以外での説明要因を検討する必要が出てきた.加えて本年度は東南アジア圏に位置し,フランスはじめ欧州の強い影響を受けているベトナムを対象として,デザイン嗜好の調査を行い,ベトナムは日本と欧州の中間にあたる嗜好を示し,デザインへの関与が高いことがわかった.また,身近な例からのアプローチとして中国人観光客を対象に,スイーツのデザイン属性に関する調査を行うなど,様々な視点からの比較分析を実施した.これまでの色嗜好の分析は,「日本人の好きな色は青」,「中国人は赤」といった特定の色を規定するもので,適用範囲が狭く柔軟性に欠けるものであった.これに色全体での触れ幅の特性など,今回の調査から得た色に対する関与の状況を付加することで,製品開発の際に使用する色のバリエーション選定や投資活動などに寄与できると思われる.
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(10 results)