2014 Fiscal Year Annual Research Report
高速自動分割撮影技術による広範囲の変位・ひずみ場計測装置の開発と検証
Project/Area Number |
23360193
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
亀田 敏弘 筑波大学, システム情報系, 准教授 (40302393)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀 宗朗 東京大学, 地震研究所, 教授 (00219205)
山下 拓三 独立行政法人防災科学技術研究所, 兵庫耐震工学研究センター, 研究員 (40597605)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 非接触計測 |
Outline of Annual Research Achievements |
26年度は前年度に作成したプロトタイプを基に改良を行うとともに,防災科学技術研究所大型耐震実験施設(つくば市)における縮小構造物実験に参加して検証を行った. 1)光学系の改良:レンズ群を再構成した光学系によって収差を小さくする試みを行った.構成は以下の通りである.1次レンズ:Nikon nikkor 135mm F2.8, 2次レンズ:Nikon Auto Nikkor 20cm(200mm) F4, 3次レンズ:Nikon Ai Micro Nikkor 200mm F4S(IF), 4次レンズ: Nikon nikkor 35mm F1.8, テレコンバータ:Kenko デジタルテレプラスPRO300 2X DGX, ミラー: 100mm×100mm, 平面度 3 /25λ 2)供試体処理の改良:マーカーに使う材料に発色の良い黄色塗料など,コントラストをより得られるものを使うこと、測定対象に光を照射することによって大きなコントラストを得るなどの方法が有効であることが判明した. 3)画像処理方法の改良:画像処理に関しては撮影画像に対してコンポジット法を適用することでノイズ・誤差を大幅に軽減できることを確認した. 4)ミラーシステムの改良:2枚の可動ミラーによる計測範囲の拡張が可能となり、中央部・端部ともに50μmの差異を検出することができた。駆動速度の問題点は研究期間内には克服されなかった.
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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