2012 Fiscal Year Annual Research Report
都市プランナーの職能・専門性の変容と再構築に関する国際比較研究
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23360261
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
有田 智一 筑波大学, システム情報系, 教授 (90344861)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大村 謙二郎 筑波大学, 名誉教授 (20134455)
小浦 久子 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30243174)
小林 正美 明治大学, 理工学部, 教授 (70247146)
藤井 さやか 筑波大学, システム情報系, 講師 (70422194)
日置 雅晴 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (80554055)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 都市計画 / 制度 / 職能 / 都市プランナー |
Research Abstract |
本研究では、都市プランナーの職能・専門性の変容と再構築に関する日・英・米・独・仏の国際比較研究を実施することにより、特に1)職能・専門性の育成・評価システムの近年の変容、2)職能・専門性に対する社会ニーズの変容を明らかにし、3)欧米における都市プランナーの職能・専門性の再構築の方向性の分析を踏まえて、今後の日本における都市プランナーの新たな職能・専門性を支える社会システムのあり方とその確立方策の検討を行うことを目的とする。平成24年度は、以下の内容について日米比較を中心に調査を行い、更にドイツについても補足調査を適宜実施した。 1)職能・専門性の育成・評価システムの発展経緯と近年の変容:職能団体(学会)・資格制度・研修制度・大学教育プログラム認定システム等の職能・専門性の育成・評価システムの実態について調査を行った。1-1)職能団体(学会)の活動:活動の歴史的展開、構成員の概要等(人数の変遷等)、運営の変容(構成、運営、規範、綱領、ヴィジョン等の変化)について調査を行った。1-2)資格制度の運用実態と変遷実態:資格の根拠制度、大学等での履修必要期間、受験・申請資格、の内容等の変遷について調査を行った。1-3)研修制度・人材支援プログラム:研修制度、CPD(Continuing Professional Development)の実態について調査を実施した。1-4)大学教育プログラム認定システムの内容や方法について調査を実施した。 2)都市プランナーの職能・専門性に対する社会ニーズの変容: 都市計画・まちづくりの具体の実務現場において、都市プランナーの専門性・職能の関与の実態を調査する。場面毎に意思決定プロセスに関与する自治体職員やその他専門性を有するプランナー、建築家、コンサルタント、法曹関係者、開発業者、NPOなどの典型像を抽出し、それぞれの専門家の属性・職能を調査する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
調査対象国によって若干進捗のばらつきがあり、また海外での入手資料等の詳細な分析作業について時間が更に必要であるが、概ね研究目的を達成するために必要な資料・データについて入手・整理している。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度については、アメリカを中心に補足調査を実施するとともに、適宜イギリス、フランス、ドイツについても現地の協力者を通じて補足資料・データ等を入手する。また日本の調査については当初の予定通り調査を進める予定である。
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Research Products
(2 results)