2013 Fiscal Year Annual Research Report
地域特性に応じた都市の将来像アセスメントのための計画技法と解析技術の研究
Project/Area Number |
23360272
|
Research Institution | National Institute for Land and Infrastructure Management |
Principal Investigator |
木内 望 国土技術政策総合研究所, 都市研究部, 室長 (80251346)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤岡 啓太郎 国土技術政策総合研究所, 都市研究部, 室長 (50634359)
阪田 知彦 独立行政法人建築研究所, 住宅・都市研究グループ, 主任研究員 (80370708)
石井 儀光 独立行政法人建築研究所, 住宅・都市研究グループ, 主任研究員 (80356021)
|
Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
|
Keywords | 都市計画・建築計画 / 都市整備 / 交通工学・国土計画 |
Research Abstract |
1-1.代替案の設定技法:24年度及び25年度に収集した国内や欧米で策定された計画代替案の調査結果を吟味し、代替案設定の方法について、a.開発候補地の選択を中心に設定する場合、b.交通・住宅地開発・工業地開発の各分野毎に設定する場合、c.市街地の広がりと交通計画の組合せ設定する場合などに分類し、それぞれ特徴と留意点、設定される代替案の概要などについて整理した。 1-2.代替案設定のモデルスタディ:上記検討を元に、人口減少下の我が国の地方都市に適用する場合のスタディとして、都市構造に対して代替案設定を行う場合と、郊外市街地の縮退方法に下案する代替案設定を行う場合とについて、それぞれ検討した。後者については、机上で設定したモデル市街地と実際の市街地とで代替案設定のケーススタディを行い、代替案毎の比較・評価も行った。 2-1.市街地形態指標の時系列分析:市街地の集約やシミュレーションの適用などを検討する場合に、市街地の形態による適用すべき実現方策等の差異を踏まえるため、全国を網羅するメッシュデータを用いた市街地形態指標の検討を行った。2000年以降のわが国における市街地形態指標の変遷を分析し、地域毎にその指標の変遷が異なることを明らかにした。 2-2.都市内の拠点性を考慮した都市のコンパクト性指標:人口や従業者などが集積する拠点に着目し、こ複数の拠点が存在する都市のコンパクト性を評価する指標を検討し、従来の単心型コンパクトシティの評価指標との比較分析を行った。 2-3.仮想都市データセット生成手法の検討:シミュレーション技術の実用性の検証を、より多くの地域で行うことを目的として、「仮想都市モデル」による検証におけるデータセットの生成手法を検討した。その要素技術の1つとして、(地域特性を踏まえたパラメータセットの作成等を検討し、これに基づいた仮想都市データセットを試作した。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(4 results)