2013 Fiscal Year Annual Research Report
コムギおよびダイズ品質の空間変動を是正し持続的生産を可能とする可変量管理
Project/Area Number |
23380012
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
稲村 達也 京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (00263129)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
飯田 訓久 京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (50232129)
村主 勝彦 京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教 (10226483)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | リモートセンシング / 集落営農 / 田畑輪換 |
Research Abstract |
①2集落営農において、苗立ち数(個体群密度)を調査し、ダイズ開花始期と着莢期始期の地上部重と窒素保有量、枝条別の収量を測定した。②地上部と窒素保有量の空間変動解析のために、これらのリモートセンシングを行った。航空機画像の使用ではコストが高くなるので、携帯型リモートセンシングを併用するとともに、デジカメを改良した試作機の性能を評価した。③試験圃場において、一株個体数と栽植密度の組み合わせを変化させ、枝条別の収量と品質を測定した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
複数の集落営農において、ダイズの品質の圃場間・圃場内変動を一次的に支配する生育特性を抽出し、その特性が作物の生長過程と収量を介して品質を規定する過程を把握することが可能となったため。
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Strategy for Future Research Activity |
①2集落営農において、苗立ち数(個体群密度)を調査し、ダイズ開花始期と着莢期始期の地上部重と窒素保有量、枝条別の収量・品質を測定する。 ②地上部と窒素保有量の空間変動解析のために、これらのリモートセンシングを行う。③③試験圃場において、一株個体数と栽植密度の組み合わせを変化させ、枝条別収量と品質を測定する。 ④個体群密度とダイズの枝条別収量と品質との関係を解析し、品質を規定する機構をさらに詳しく解析する。
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