2012 Fiscal Year Annual Research Report
医学・医療教育指導者の育成システム構築に関する研究
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23390129
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| Research Institution | Gifu University |
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Principal Investigator |
鈴木 康之 岐阜大学, 医学部, 教授 (90154559)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 素文 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00291518)
若林 英樹 岐阜大学, 医学(系)研究科(研究院), 非常勤講師 (00378217)
錦織 宏 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (10463837)
井内 康輝 広島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 名誉教授 (20116536)
丹羽 雅之 岐阜大学, 医学部, 教授 (40156146)
大谷 尚 名古屋大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (50128162)
吉岡 俊正 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (60146438)
藤崎 和彦 岐阜大学, 医学部, 教授 (60221545)
渡邊 洋子 京都大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (70222411)
守屋 利佳 北里大学, 医学部, 准教授 (80220094)
田川 まさみ 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (90261916)
西城 卓也 岐阜大学, 医学部, 助教 (90508897)
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| Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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| Keywords | 医学教育 / 専門家育成 / コースワーク / アウトカム |
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| Research Abstract |
本研究では医学・医療教育指導者の育成システムを構築するために、様々な階層の医学・医療教育指導者に求められる能力（アウトカム）を明らかにし、その能力を向上させるための教育・研修法を構築し、教育効果を検証し、教育システムを提案・構築することにある。平成２４年度は以下の研究を実施し、成果を得た。
（１）医学・医療教育指導者に求められる能力（アウトカム）の解析：日本小児科学会の指導医講習会受講者約４０名を対象に、指導医に求められる能力のアンケート調査（自由記載）とグループ討論のプロダクトを解析するとともに、講習会のタスクフォースを対象に個別インタビューを行い、教育指導能力の抽出を行い、概念の全体像を明らかにした。（２）医学教育専門家認定制度の設計：海外における医学教育専門家育成コース（修士課程など）の情報収集と意見交換を行い、医学教育専門家に求められる能力、解決を期待する課題、資格の位置づけ、教育者としての医師の教育能力、認定のためのコースワーク、認定・評価方法、認定制度設計などについての概要を明らかにした。（３）パイロット研修事業：前年度に実施したパイロットコースワーク（講習会）（第１回：教授と学習、第２回：評価、第３回：カリキュラム開発）のプログラム評価を行い、正式実施に向けたプログラムのブラッシュアップを行った。（４）教育ポートフォリオの導入：専門家認定要件として教育ポートフォリオの概要を明らかにし、ポートフォリオ評価者の育成を行った。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
これまでに、医学教育の専門家像の概要を明らかにし、育成システムの素案、パイロット講習会の実施、評価者育成など、体制作りが進められた。当初の目標をほぼ達成している。
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| Strategy for Future Research Activity |
平成２５年度は、アウトカムの全体像をまとめて学会報告し意見交換を行うとともに、第２期パイロット講習会、ポートフォリオ評価の実施などを行い、認定制度の正式実施のための制度確立をめざす。
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