2013 Fiscal Year Annual Research Report
細胞移植による肺再生療法実現のためのトランスレーショナル研究
Project/Area Number |
23390312
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
吉野 一郎 千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40281547)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂入 祐一 千葉大学, 医学部付属病院, 医員 (30551949)
溝渕 輝明 千葉大学, 医学部附属病院, 講師 (50569861)
吉田 成利 千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (90334200)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 肺再生 / 代償性肺成長 / iPS細胞 / II型肺胞上皮細胞 |
Research Abstract |
①ラット(F344雄)のII型肺胞上皮細胞を分離し、左肺全摘をした同系ラット(雌)に径気道的に移入したところ、肺胞に取り込まれていることを確認した。また同時にコントロールと比較し、肺胞密度が高くなっていることを確認した(論文化済)。②同様にマウス(Black/6)を用いて①と同様の手法にて肺切除後の代償性肺成長を病理学的および画像的に解析するシステムを確立しつつある(実験中)。③臨床的に外科切除されたヒト肺よりII型肺胞上皮細胞を分離して短期培養する手法を確立した。この方法で得られた肺胞上皮細胞はin vitroでI型肺胞上皮細胞に分化する傾向を示し、片側肺全摘後の免疫不全マウスの肺胞に生着した(論文投稿中)。④CT画像データを用いた肺組織量の評価法を考案し、臨床的に肺切除された患者の長期的な肺組織量を評価した(論文化済)。⑤ヒトおよびマウスのiPS細胞を特殊培養下にて肺胞上皮細胞に分化させる手法を開発中である(実験中)。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Presentation] 肺外科における新たなバイオロジーの探求:肺は肺切除後にどのように反応するのか?2013
Author(s)
溝渕輝明,畑敦,豊田行英,田中教久,山本高義,尹貴正,鎌田稔子,森本淳一,坂入祐一,和田啓伸,鈴木秀海,山田義人,岩田剛和,田川哲三,千代雅子,吉田重利,吉野一郎
Organizer
第113回日本外科学会定期学術集会
Place of Presentation
福岡
Year and Date
20130411-20130413