2012 Fiscal Year Annual Research Report
脂質メディエーター関連GPCR標的薬を用いた新規骨吸収性疾患治療法の戦略的開発
Project/Area Number |
23390467
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Research Institution | Kyushu Dental College |
Principal Investigator |
引地 尚子 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (50292876)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福田 仁一 九州歯科大学, 歯学部, その他 (00106270)
中村 元直 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (40431762)
西原 達次 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (80192251)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | GPCR / 骨吸収性疾患 / オーファン受容体 / 脂質 |
Research Abstract |
脂質メディエーターは様々な疾患で重要な役割を果たしており、骨吸収性疾患においても重要性が予想されるにも関わらず、研究はほとんどなされていなかった。われわれは、脂質リガンド、受容体の骨疾患、骨代謝関連性について研究を進め、その結果、骨吸収性疾患に関わる重要なGPCRの存在を確信するようになった。 本研究ではこれらの受容体を選定し、in vivo, in vitroで骨吸収作用の解析を行うことおよびGPCRアンタゴニストの骨吸収薬剤としての開発の可能性を検討することを目的とした。 我々はすでにPAF、BLT1という脂質メディエーターGPCR受容体について、骨吸収疾患におけるそのアンタゴニストの薬剤としての有用性を示し、報告した。現在、オーファンGPCRの中から候補を抽出するというこれまでと同等の手法により、候補GPCRの選定を行い、解析している。 現在、GPCRの一つが骨吸収に関与することが判明したので、その成果をまとめて投稿中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
候補となるGPCRの一つの解析を行い、投稿中である。 また、そのほかのGPCRについても解析を行っている。
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Strategy for Future Research Activity |
現在複数のGPCRの骨代謝における機能を解析中であり、引き続き行いたい。
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[Journal Article] p130Cas plays important roles in osteoclastic bone resorption.2013
Author(s)
Nagai Y, Osawa k, Fukushima H, Tamura Y, Aoki K, Ohya K, Yasuda H, Hikiji H, Kato S, Honda H, Nakamura I, Maki K, Jimi E.
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Journal Title
J. Bone Miner. Res.
Volume: 28
Pages: 2449-2462
DOI
Peer Reviewed
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