2015 Fiscal Year Annual Research Report
中国黒龍江省におけるモンゴル族コミュニティーの言語維持保存や継承復興への取り組み
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23401023
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
包 聯群 大分大学, 経済学部, 准教授 (40455861)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 継承言語 / モンゴル語 / コミュニティー言語 / 言語維持 / 言語保護 / 言語復興と言語継承 / 言語政策 / 少数言語 |
Outline of Annual Research Achievements |
1)黒龍江省泰来県モンゴル人の言語について、今まで調査が不十分であった部分に対して、補充調査を行った。 2)2016年3月25日に泰来県モンゴル族学校を再度訪問し、モンゴル語の教育実態を調査し、モンゴル語の習得状況を確認した。また、当地域のコミュニティーの人、地元政府、地元の研究者などとコミュニティー言語の維持・継承について話し合いをし、長期目標を定め、言語継承活動が今後も継続できるようともに努力していくことを確認した。 3)言語を継承していくには、コミュニティー、個人(個人活動家)のみではなく、政府機関、研究者(地元の研究者)などが連携する必要があることがわかった。そして、言語の習得(継承)には、一定の動機付けがあれば、効果をもたらすことがわかった。即ち、当言語によってある程度の経済的な見込みがあれば、言語の習得(継承)もその準備段階として認められ、さらに円滑に進むことが明らかになった。泰来モンゴル人のモンゴル語の習得はその一例になる。 4)『現代中国における言語政策と言語継承』(第2巻)を出版することができた。 5)『現代中国における言語政策と言語継承』(第3巻)を出版する予定である(2016年)。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(19 results)