2012 Fiscal Year Annual Research Report
南米南部共同市場原加盟国の非憲法裁判所型違憲審査と日本の付随的審査の比較検討
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23402011
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Section | 海外学術 |
Research Institution | Kyorin University |
Principal Investigator |
佐藤 美由紀 杏林大学, 総合政策学部, 准教授 (00313049)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 違憲審査 |
Research Abstract |
平成24年度は、ウルグアイ東方共和国とパラグアイ共和国を対象とした。それぞれの首都を訪れ、現地調査を行った。 平成24年8月下旬から9月上旬にかけて、モンテビデオで、共和国大学憲法研究所やモンテビデオ大学法学部に所属する法律家との面談を通じて、ウルグアイの違憲審査制の特徴や同国史上話題性の高い憲法訴訟についての情報を得るとともに、ウルグアイの法律家をめぐる状況や法学部学生の変化等について、知見を得た。また、上記法律家の意見を聞きながら、モンテビデオ大学出版会が取り扱うウルグアイ憲法に関する書籍を購入した。 平成25年3月上旬から3月中旬にかけては、アスンシオンで、国立アスンシオン大学法学部や研究所に所属する法律家、最高裁判所裁判官等との面談を通じて、パラグアイの違憲審査制の特徴や問題点、同国史上話題性の高い憲法訴訟についての情報を得るとともに、刑事裁判の傍聴や学部授業の参観を試み、司法制度をめぐる状況や法曹養成過程について知見を得、また関連書籍を購入した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
ウルグアイの違憲審査制に関しては、平成24年度中に論文として学術雑誌に掲載することができた。 同雑誌の掲載に回数制限が設けられたため、前年度のアルゼンチンのコルドバ州の違憲審査制を掲載する予定をウルグアイの違憲審査制の執筆に変更したことにより、コルドバ州についての論文の掲載が持ち越しになってしまった。今年度中に掲載する予定である。 パラグアイについても、今年度中にまとめ、学術雑誌に掲載予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
まずはアルゼンチンのコルドバ州の違憲審査制に関する論文と、パラグアイの違憲審査制について、今年度中に学術雑誌に掲載したい。 また、各国個別に調査を行ってきたが、対象地域が日本から地理的に遠く、往復に要する時間が極めて長いので、移動に時間を費やし、その分調査時間を集約化せざるを得なかったので、今年度からは、横断的に4カ国を同時に横断的に現地調査し、そのことでトータルの日本と現地の往復時間を縮減するようにしたいと考えている。
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