2011 Fiscal Year Annual Research Report
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23402030
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Section | 海外学術 |
Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
秋葉 まり子 弘前大学, 教育学部, 教授 (20212433)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂田 正三 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, その他部局等, 研究員 (90450519)
荒神 衣美 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, その他部局等, 研究員 (40450530)
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Keywords | ベトナム / 農村経済 / 市場経済化 / 中間組織 / 制度分析 |
Research Abstract |
・H.23年度6月29日~30日に弘前大学にて研究会を開催した。科研費テーマに関する調査計画や方法について分担者(日本貿易振興会アジア経済研究所坂田正三研究員、荒神衣美研究員)と綿密な打合せを行い、併せて資料やマクロ統計データの入手方法やプロセス、時期について確認し合った。また、この度の研究の枠組みとなる農村経済の不完全市場と中間組織の市場拡張的役割について、ベトナム余剰農村人口移動へのルイスモデルの適用妥当性について議論した。 ・前半(H.23年4月~同9月末)は、調査対象となる農村(ハノイ市近郊SocSon地区Phu Linh村、Ninh Binh省1村、Thai Binh省1村、南部An Giang省Thoai Son県TayPhu村、他)を確定し、地方行政組織、金融機関、合作社等への直接インタビューとともに、それぞれの調査対象村農家のサンプリング、及びアンケート調査の準備を進めた。 ・後半(H.23年10月~H.24年3月)は、現地研究諸機関(ベトナム社会科学院世界政治経済研究所、経済研究所、南部持続発展研究所、国民経済大学)と協力者との打合せを行ったあとにプレサーベイを開始した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
おおむね順調に推移したが、北部調査の一部(ハノイ市近郊農村)の実施が現地協力者の突然の病気により叶わなくなったため、スケジュールの立て直しが必要になった。
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Strategy for Future Research Activity |
一部調査の予想外の事態を除き、他は順調に進んでいるので、引き続きスケジュール通りに現地調査を行うと共に、遅れているプレサーベイも、協力者の回復を待ってできるだけ早く開始したい。
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