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2011 Fiscal Year Annual Research Report

自治政府設立後におけるキャンベラの都市開発および住民の人間関係

Research Project

Project/Area Number 23402042
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Section海外学術
Research Field Sociology
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

野邊 政雄  岡山大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (90218347)

Keywords人間関係 / キャンベラ / パーソナル・ネットワーク / 社会関係 / 人工都市 / 都市計画 / 首都機能移転 / 都市開発
Research Abstract

研究代表者の野邊は2011年8月にキャンベラに行き、オーストラリア国立大学社会科学研究所Australian Demographic & Social Research Instituteの所長であるProfessor Peter McDonaldと交渉をおこなった。そして、野邊は2011年から2015年3月まで客員研究員として受け入れてもらうことになった。キャンベラで調査を2012年と2013年に実施する予定であるが、調査を請け負う調査会社(Datacol)を同大学の教授であるProfessor Larry Sahaにご紹介してもらった。調査会社の所長と調査方法や費用の支払い方法等を話し合った。また、研究協力者であるDr.Alden Kllovdahlから調査票の質問文について助言をもらった。キャンベラの後にメルボルンに行き、州議会議事堂でオーストラリア連邦の首都がメルボルンからキャンベラに移転したことに関する資料を収集した。
2012年2月に研究協力者のDr.Alden Klovdahlが日本を訪問し、野邊がこれまでに地域調査を実施した大阪府富田林市寺内町、岡山県の岡山市、高梁市、吹屋などに行き、日本の地域社会に関する資料を収集した。さらに、キャンベラで実施する調査について話し合った。とくに、調査票の質問文を子細に検討した。
2012年3月に野邊はキャンベラに行き、オーストラリア国立大学社会科学研究所Australian Demographic & Social Research Instituteの客員研究員となった。調査会社の所長に調査方法を説明し、見積書の提出を求めた。また、調査票の質問文を同大学の教員に見てもらい、表現を修正した。オーストラリア国立大学の倫理委員会に調査を申請するために、事務担当者と会って、申請方法を指導してもらった。現在、申請書を作成中である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

兵庫教育大学連合大学院社会系議長、教養教員分会長、学術研究委員会委員、講座主任といった多くの管理的仕事が2012年度にまわってきたので、野邉は多忙となり、長期間にわたってキャンベラに滞在できなかった。しかし、倫理委員会への申請書ができれば、2011年度に予定していたことはすべて完了できるので、このように評価した。

Strategy for Future Research Activity

2012年度と2013年度に調査を実施するが、両年度とも9月か10月に調査を実施する予定である。キャンベラで調査対象者に調査を信頼してもらうためには、オーストラリア国立大学が調査を実施するという形をとらざるをえない。このためには、倫理委員会の審査を通過することが必要である。倫理委員会への申請書ができるだけ早く審査を通過するように努力している。

URL: 

Published: 2013-06-26  

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