2013 Fiscal Year Annual Research Report
自治政府設立後におけるキャンベラの都市開発および住民の人間関係
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23402042
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Section | 海外学術 |
Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
野邊 政雄 岡山大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (90218347)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | キャンベラ / 人間関係 / 近隣住区論 / 田園都市 / 人工都市 / 都市機能移転 / 都市計画 / 都市開発 |
Research Abstract |
平成24年度にキャンベラで住民の人間関係に関する個別面接調査を112票実施したのに引き続き、平成25年4月から5月にかけて個別面接調査を112票実施した。調査票を点検し、聞き漏らしなどがあったときには、調査会社に再調査をしてもらった。調査票を岡山大学に持って帰り、アルバイトを雇用し、調査票の回答をコーディング・シートに転記する作業をおこなった。 調査期間中に日本円がオーストラリア・ドルに対して非常に安くなってしまったので、調査できた票数が当初の予定数の半分くらいにまで少なくなってしまった。また、予想以上に個別面接調査に費用がかさみ、平成25年度の科学研究費補助金がほとんど残らず、データの入力作業をコンピューターの会社に依頼することが本年度にはできなくなってしまった。 キャンベラは都市計画に基づいて建設された人工都市である。4月から5月のキャンベラ滞在中に、最近における都市計画の方針の変更などに関する資料を収集した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成25年度の主要な目標は調査の残り半分を実施することであったが、それを達成できたので。
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Strategy for Future Research Activity |
コーディング・シートにもとづきコンピューターにデータを入力する作業を平成26年4月にコンピューターの会社に依頼する。5月頃にデータ入力が完了するから、その頃からデータの分析ができるようになる。データの分析にもとづいて、論文の執筆にも取りかかる。
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