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2014 Fiscal Year Annual Research Report

自治政府設立後におけるキャンベラの都市開発および住民の人間関係

Research Project

Project/Area Number 23402042
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

野邊 政雄  岡山大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (90218347)

Project Period (FY) 2011-04-01 – 2015-03-31
Keywordsキャンベラ / 人間関係 / 近隣住区論 / 田園都市 / 首都機能移転 / 国際情報交換 / 都市計画 / 人工都市
Outline of Annual Research Achievements

平成24年度と25年度にキャンベラで無作為に選んだ住民へ調査員による個別面接調査を実施した。224人に面接調査をおこなった。平成25年度の後半から回答を数字に直すコーディング作業を始めた。この作業で、大きな問題が生じた。調査員による手書き文字を判読するのにとても時間がかかった。申請者では判読できない文字もあった。また、調査対象者に自分の仕事を説明してもらい、その説明にもとづいて職業分類をおこない、コーディングをした。その際、オーストラリアの国勢調査の職業分類に従って、回答者の職業分類をすることにした。キャンベラには官庁が集中しており、回答者の70%以上が公務員であった。オーストラリア統計局の資料を取り寄せて検討したが、公務員の場合、どの地位から上の公務員を管理職と分類するか、また、一般の公務員は単に事務職と分類するのかそれとも実際にしている仕事内容にもとづいて職業分類をするのか分からなかった。オーストラリア統計局に何回もメールを出して問い合わせたが、十分な回答を得られなかった。そこで、平成27年3月にキャンベラに行き、知り合いに判読できない手書き文字を読んでもらい、オーストラリア統計局で国勢調査では公務員の職業をどのように分類しているかを問いただした。その結果、コーディングを終えることができ、データをパソコンに入力し終えた。現在、キャンベラ住民の人間関係についてのデータをパソコンで分析している。
平成27年3月にキャンベラに行ったとき、キャンベラの地方自治体(ACT政府)の都市計画担当者に近年の都市計画の動向を聞き取り調査した。また、キャンベラにあるオーストラリア国立大学図書館と国立図書館等で文献調査をおこなった。こうした文献調査にもとづいて、メルボルンに関する論文を執筆し、学会誌に発表した。

Research Progress Status

26年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

26年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2015

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results,  Acknowledgement Compliant: 1 results)

  • [Journal Article] グリアの”Urbanism Reconsidered”再考――メルボルン郊外に住む女性のパーソナル・ネットワークと集団加入――2015

    • Author(s)
      野邊政雄
    • Journal Title

      地域社会学会年報

      Volume: 第27集 Pages: 93-111

    • Peer Reviewed / Acknowledgement Compliant

URL: 

Published: 2016-06-10  

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