2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23405016
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Section | 海外学術 |
Research Field |
Physical anthropology
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
松本 晶子 琉球大学, その他部局等, 教授 (80369206)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河村 正二 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
井原 泰雄 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 講師 (90376533)
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Keywords | 配偶者選択 / アヌビスヒヒ / 発情同期/さけあい |
Research Abstract |
本研究は、野生のアヌビスヒヒを対象に、メスは発情期間をさけあうのか、さけあうならばそれはなぜかを解明することを目的としている。 タンザニア・ゴンベ地域のヒヒの長期データをデジタルデータとして入手し、分析用のデータ入力方法を作成した。これをもとに、一時データの入力をおこなっている。 比較のためのケニア・ライキピアのヒヒの群れについては、メスの社会順位を決定する行動データの収集および糞試料の収集をおこなっている。また、ケニアから試料の持ち出しをするためのMTAの取り決めをケニア・霊長類研究センターとおこなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定していたデータ入力は順調に進んでいる。 また、糞資料からDNAデータを抽出する手法も完成したので、今後は試料数の増加を待つだけである。
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Strategy for Future Research Activity |
糞データの収集に時間がかかると予想されることから、次年度はライキピアの調査を主にすすめていく。
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Research Products
(3 results)