2012 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
23500218
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
渡邊 睦 鹿児島大学, 理工学研究科, 教授 (50325768)
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Keywords | 動画像処理 / 人物追跡 / 空中映像解析 / 自律飛行体制御 |
Research Abstract |
研究実施計画書に記載した内容のうち,空中映像撮影システムの第3プロトタイプに関しては,既に開発している空中映像撮影システムの第1プロトタイプで十分な性能が確保できたため,新規開発は実施せず,市販の自律飛行体(AR-DRONE)を購入し使用した. 残る1点に関しては予定通り研究開発を実施し,学会発表を行った. ●上方からの移動観測に基づく屋内状況認識手法の開発 自律飛行体(AR-DRONE)を用いて得た空中映像を動画像解析することにより,実験室内を自律移動する人物を自動検出・追尾する動画像処理手法を開発し,実験室・体育館・大学構内において評価実験を実施し有効性を確認した.本研究成果を,日本ロボット学会第30回学術講演会,The Eighteenth International Symposium on Artificial Life and Robotics (AROB)にて発表した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
空中映像撮影プロトタイプが初年度に完成し,他は当初計画で設定した目標をほぼ達成できたため.
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Strategy for Future Research Activity |
空中映像解析に基づく移動人物追跡手法が確立したため,次年度からこの手法に基づく自律飛行体(AR Drone)制御,異変検出に展開していく.
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
空中映像撮影システムの第3プロトタイプ試作が不要となったため,未使用金が生じた. 最終年度であるH25年度において,当該年度の研究費と合わせ,屋内・屋外における評価実験のための自律飛行体(AR Drone2),画像認識用計算機システムの購入,および学会発表旅費などに使用する予定.
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Research Products
(6 results)