2013 Fiscal Year Annual Research Report
社会科学系向け統計学習教材並びに学習ポートフォリオによる統計教育法の研究
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23500363
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| Research Institution | Rikkyo University |
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Principal Investigator |
山口 和範 立教大学, 経営学部, 教授 (60230348)
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| Keywords | 統計教育 / 統計的思考力 |
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| Research Abstract |
「国内および海外の学習コンテンツや教育事例の収集とその評価研究」、「統計および社会調査学習のためのe-learning 教材の開発・改善とブレンド型教育方法の研究」、「統計学習ポートフォリオシステムの構築とそれを基盤とした学習成果評価方法の研究」を、研究代表者と連携研究者が研究協力者の支援を得て行った。
具体的な成果として、新たな教材開発としてのアプレットの新規開発や日本語化を行い、あわせて、統計的コンピテンシーを増進させるための演習や分析実習のための教材作成を行い、ポートフォリオ上にその学習体験を保存することを試みた。研究成果については、2013年11月に石垣市で開催した統計に関する国際会議で、国内外からの参加者を交えた検討を行い、教育コンテンツの共有や共同利用についても検討を行った。
また成果の一部については、2013年8月に香港で開催されたISIでの特別セッションでの報告を行った。さらに、新たな教育方法の提案や教材開発の結果については、2014年7月に米国アリゾナ州で開催されるICOTS９での招待セッションで論文発表を行う。すでに論文は受理されている。
また、研究成果の具体的な波及の試みとして、立教大学の学部学生向けに提供されている立教大学社会情報教育研究センター提供の「データ分析入門」、「データの科学」、「多変量解析入門」の３教科のe-learning科目について、開発されたコンテンツを追加して教育内容の改善を行う。
今後の課題としては、統計学習の成果評価の指標としての統計検定受験者の合否結果との連関を検討する必要がある。
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