2012 Fiscal Year Research-status Report
虚弱高齢者に対するマウスピースを使用したマシントレーニングプログラムの効果
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23500585
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
松坂 誠應 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (60190435)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井口 茂 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (70184778)
石飛 進吾 長崎大学, 大学病院, 講師 (60363454)
平瀬 達哉 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 研究協力員 (20592752)
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Keywords | 筋力トレーニング / 虚弱高齢者 / 運動機能向上 / 咬合力 |
Research Abstract |
マシーントレーニングを、昨年度より4施設増やし、12施設で行った。研究事業に同意し参加した対象者は62例であり、4か月の研究期間が終了した対象者は52例(平成25年3月31日現在)であり、残りの10例は継続中である。介入が終了した52例のうち、介入群は22例(中断例4例)、対照群は24例(中断例2例)であった。 対象者の初期評価において、運動機能{椅子起立時間(13.3±6.8秒)、Timed up & go test(13.3±8.5秒)、開眼片脚起立時間(10.5±13.4秒)}は有意差を認めなかった(p>0.726)。 椅子起立時間とTimed up & go testは介入群および対照群において介入期間とともに改善した。介入群での開眼片脚起立時間も同様な結果であった。一方、対照群では6週まで横ばい状態であったが、8週以降の改善し(p=0.194)、介入終了時には介入群と同じレベルになった。 以上のことから、有意差はないものの、介入群で6週程度早く体力の改善がみられる可能性がある。今後は症例数を増やし上記の結果を検証する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
初年度(平成23年度)の遅れを取り戻すために介入施設を4か所増やして対応した。平成24年度の進み具合「おおむね順調に進展」しているが、全体としては依然「やや遅れている」状況である。 その理由として、平成24年4月1日より診療報酬・介護報酬の同時改定がある。①研究事業の主な対象者となる「要支援1及び2」の通所リハビリテーション・通所介護の介護報酬が引き下げられ、②介護事業及び介護予防事業の運営基準が厳格化された。さらに、③他機関との連携強化が求められているため施設スタッフは連携業務への対応が必要になっている。 このような状況で、施設管理者からスタッフ(研究協力者)に対して介護事業・介護予防事業本体へ関わることが求められ、研究事業への関わり時間が短くなっている。事実、平成24年度に参加した12施設のうち3施設で研究事業が継続できなくなった。
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Strategy for Future Research Activity |
当初予定していた研究協力施設は県内であり、平成24年度も県内施設で対応した。今後、対象者の確保のために近隣県の施設も含め協力施設を増加することで、遅れを取り戻す。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
平成25年度に計画する対象者謝金は平成24年度の予算で対応する。協力施設の拡充に関連した予算には繰り越された研究費で対応する。研究費全体の使用目的には変更はない。研究成果の発表も予定通り行う。
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Research Products
(1 results)