2011 Fiscal Year Research-status Report
運動は歩行・姿勢制御とそれに関与する神経系の老化を抑制・改善できるのか?
Project/Area Number |
23500604
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Research Institution | Prefectural University of Hiroshima |
Principal Investigator |
武本 秀徳 県立広島大学, 保健福祉学部, 助教 (10453218)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金村 尚彦 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 講師 (20379895)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | 加齢 / 運動介入 / 歩行能力 / 姿勢制御能力 / 神経脱落の抑制・改善 |
Research Abstract |
合計34匹のラットを用いて実験を開始した。これらの中で,12匹を12ヶ月齢に到達した時点で走行量を記録可能な回転ケージ内で飼育し,24時間連続した運動介入と走行量の記録を行っている。この介入は24ヶ月齢に到達するまで継続される。別の12匹について23ヶ月齢に到達するまで飼育された後,1ヶ月間回転ケージ内での飼育・運動介入が行われる予定である。残りの10匹は対照群として利用される予定である。全てのラットの飼育は摂食量を調整しながら行われている。現時点において,最高齢のラットで19ヶ月齢に到達しているが,死亡した個体はない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度11月に最も長期間運動介入が行われる群の飼育と介入が終了し,データ収集と分析が行われる予定である。また本年度3月に短期間運動介入が行われる群の飼育と介入が終了する予定である。これらは当初の予定通りでおおむね順調に実験が進展しているといえる。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度全てのラットの飼育と運動介入が終了し,来年度組織学的および生化学的分析が行われ全ての分析が完了する予定である。これに伴って来年度以降より研究結果の発表を順次行っていく予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
分析のために必要な試薬等の経費,研究結果の発表のための経費として予算を利用していく予定である。
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