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2012 Fiscal Year Research-status Report

携帯端末を活用した水泳学習支援システム(iSwim)の開発

Research Project

Project/Area Number 23500716
Research InstitutionIbaraki University

Principal Investigator

富樫 泰一  茨城大学, 教育学部, 教授 (70207538)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 椿本 昇三  筑波大学, 体育系, 教授 (50180039)
Keywords水泳学習支援 / ICT / 携帯端末
Research Abstract

目標1:初年度に準備した動画像配信サーバと,動画像を受信する携帯端末(iPod touch)を,実際の授業(小学校・中学校)での試用状態をビデオ撮影し,利用可能性について検討した結果,実際の授業に使用できることが確かめられた。しかし,当初予定していたiPod touch よりは,iPadの画面が大きく視認性が高いことから,iPadの利用がより効果的であることがわかった。
目標2:携帯端末に関する検討事項として,操作習熟に要する時間,操作性,防水加工,無線LAN接続の確実性,動画像サーバへのアクセス性能,バッテリー持続時間について検討した結果,実際の授業に十分活用できることが確かめられた。
目標3:Web アプリケーションに関する検討事項として,アプリケーションの操作性,学習者のニーズに応じたプログラムの準備,適切なコンテンツがそろっているか,複数アクセスに対する対応等について検討した結果,学習者がかかえる様々な問題点に対する解決方法への対応が十分でないことがわかった。
具体例を挙げると,クロールの息継ぎができない場合の解決方法として,顔の上げ方だけでなく,水中にある手のグライドも,同時に指摘するなどである。従って,次年度は様々な問題点に対する解決方法の具体的なリストアップに加えて,それに伴う画像や音声コンテンツの充実を図る必要性を感じた。
震災の影響で繰り下げて実施したH23年度の目標1(動画像コンテンツの準備をする)については,撮影できたコンテンツ数が不十分なため,引き続き次年度も継続して収集する。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

H23年度の目標1(動画像コンテンツの準備をする)を継続して収集すること,
及び,H24目標3の学習者がかかえる様々な問題点に対する解決方法が十分でないことがわかったので,次年度も継続して,コンテンツ収集・解決策の増加に努める。

Strategy for Future Research Activity

上記システムを活用した授業実践を行い,その効果を検証する。
具体的な研究方法は,研究計画書にあるが,上記システムを使用したグループ(小学生および中学生の選択グループ)と使用しなかったグループで,学習動機,学習方略および水泳能力に差異があるか統計的に検証し,本研究システムの有効性について検討する。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

次年度の物品費に補填する。

URL: 

Published: 2014-07-24  

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