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2013 Fiscal Year Annual Research Report

運動トレーニングによる内皮依存血管弛緩機能向上のメカニズム

Research Project

Project/Area Number 23500787
Research InstitutionToyo University

Principal Investigator

古川 覚  東洋大学, ライフデザイン学部, 教授 (50307675)

Keywordsニトロチロシン / SOD / 高血圧改善 / 運動トレーニング
Research Abstract

本研究による結果は、今後の高血圧運動療法に大きく貢献するのと同時に、高血圧予防のための運動トレーニングにも様々な示唆を与えるものと期待できる。さらには、少子高齢化社会を迎える我が国において、高齢者の医療費増加は国家の大きな負担となっていることが問題視されているが、高血圧予防のための運動トレーニングの系統化はこの問題を軽減する一つの方法と考える。
様々なアプローチにより運動トレーニングによる安静時血圧改善のメカニズムが究明されようとしているなかで、本研究は自然発症高血圧ラットにおいて、運動トレーニングによる収縮期血圧の改善傾向を見いだした。その、収縮期血圧の改善傾向が見られたラットの大動脈においてニトロチロシン量およびSOD量をウェスタンブロッド法により定量しようと試みた。組織量の少ない大動脈においてこれらの調査を行うためには高感度の分析技術が求められるが、高血圧の予防・改善を検討する場合に大動脈の解析が必要で、分析感度の改善に時間を要している。
また、これまでの心臓および骨格筋における分析と合わせて検討することにより、運動トレーニングによる安静時血圧改善のメカニズムを解明することが可能となる。さらに、本態性高血圧のヒトおよびSHRは正常血圧のコントロールと比較して最大内皮依存性血管弛緩能力が低下し機能障害をもっていることが示唆されている。そこで本研究は、生化学的分析に加え運動トレーニングにより安静時血圧の改善が認められた胸部大動脈を切除し、Spierらの方法に従ってin vitro 条件下で内皮依存血管弛緩機能を物理的に測定することにより、内皮依存血管弛緩要素を定量したい。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Remarks (1 results)

  • [Remarks] 古川覚(健康スポーツ学科)|東洋大学研究者情報データベース

    • URL

      http://ris.toyo.ac.jp/profile/ja.cuIBA3.k6xN83EJrKDdoJg==.html

URL: 

Published: 2015-05-28  

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