2014 Fiscal Year Annual Research Report
思春期・成人百日咳など学校感染症予防教育のためのe-learning教材の開発
Project/Area Number |
23500804
|
Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
鎌野 寛 香川大学, 保健管理センター, 教授 (60284337)
|
Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2015-03-31
|
Keywords | 学校感染症 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度,シミュレーションモデルに感染性非保持者を加え検討した。その結果を踏まえたe-learning教材を作成した。①百日咳の原因である百日咳菌について微生物学的な構造や毒素についての解説,②百日咳が国際的に増加傾向にあることの解説,③百日咳の感染経路である飛沫感染の防止についての解説,④成人における百日咳の診断の解説,⑤百日咳の治療について,⑥百日咳の予防について,⑦感染性非保持者を含んだシミュレーションモデル等をe-learning教材の内容として設定した。また,この教材を用いて授業を行った。講義の終了後,e-learning教材についてのアンケート調査を行った。「百日咳をおこす原因について理解した。」の問いに「はい」・「どちらかといえばはい」と回答した人の割合は93.4%であった。「百日咳菌の感染力の強さについて理解した。」の問いに「はい」・「どちらかといえばはい」と回答した人の割合は96.0%であった。「百日咳の感染経路について理解した。」の問いに「はい」・「どちらかといえばはい」と回答した人の割合は95.4%であった。「咳エチケットについて理解した。」の問いに「はい」・「どちらかといえばはい」と回答した人の割合は97.4%であった。「百日咳の症状について理解した。」の問いに「はい」・「どちらかといえばはい」と回答した人の割合は96.0%であった。「百日咳ワクチンについて理解した。」の問いに「はい」・「どちらかといえばはい」と回答した人の割合は92.1%であった。「百日咳の治療について理解した。」の問いに「はい」・「どちらかといえばはい」と回答した人の割合は92.7%であった。
|
Research Products
(1 results)