2014 Fiscal Year Annual Research Report
2型糖尿病治療のアドヒアランスに影響するウェルビーング、DQOLの関連因子の検討
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23500856
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Research Institution | Toho University |
Principal Investigator |
弘世 貴久 東邦大学, 医学部, 教授 (40384119)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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Keywords | 糖尿病 / 教育入院 / 睡眠 |
Outline of Annual Research Achievements |
【研究の目的と当初の計画】2型糖尿病患者の治療継続アドヒアランスに関連すると考えられるQOLが、いかなる因子とより関連が深いかを睡眠、身体活動度、家族関係に関するアンケートをQOLに関するアンケートと並行して行い、比較検討する。 【実際に施行した研究内容】23年度に外来通院している2型糖尿病患者 300数十名にアンケートを施行した。24年度および25年度は主にこれらのアンケート調査の解析を行った。行ったアンケートの内容は、DQOL、DTSQ、ウェルビーイング、DFBCに加え、日常生活の活動度を見るためにIPAQ、睡眠の質と量の把握の目的でピッツバーグ睡眠質問票、昼夜生活リズムの状況を見るためのMorning Evening Questionaire (MEQ)でこれらの膨大なデータを解析した。並行して日本語のvalidationがまだ行われていないDQOL日本語版の作成を行い、本研究の論文化を遂行した。26年度はまとめたデータを更に解析し介入研究の開始のための方法論を検討した。この結果を現在進行中の基盤研究c「2型糖尿病教育入院後の治療アドヒアランスに影響する睡眠関連QOLの因子の検討」に継続していく予定である。
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Research Products
(1 results)
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[Journal Article] Reliability and validity of the Japanese version of the Diabetes Quality-Of-Life questionnaire for Japanese patients with type 2 diabetes mellitus.2014
Author(s)
Sato F, Mita T, Yamamoto R, Hirose T, Ito C, Tamura Y, Yokota A, Someya Y, Uchida T, Uchino H, Kawamori R, Gosho M, Ohmura C, Kanazawa A, Watada H
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Journal Title
Diabetology International
Volume: 5
Pages: 21-29
DOI
Peer Reviewed / Open Access / Acknowledgement Compliant