2011 Fiscal Year Research-status Report
日本に暮らすアフリカ人の健康問題と生活の諸相との関連についての研究
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23500885
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Research Institution | Saitama Prefectural University |
Principal Investigator |
若林 チヒロ 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (40315718)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | 国際情報交流 / アフリカ / 日本 / 定住外国籍住民 / 健康 / 生活 / ライフスタイル |
Research Abstract |
1980年代以降、来日し定住する外国人が増加し、アジア出身者や南米出身者と共にガーナやナイジェリアを中心としたサブサハラアフリカ出身者の来日も急増した。これは、家庭や職場、地域においてアフリカ出身者と共に生活するという、日本の人々や日本社会にとって初めての経験をもたらした。初期の来日から四半世紀が経過し、結婚、二世の誕生などを経て、母国へ帰国する人や母国―日本を往来する人も増える一方、日本に定住するアフリカ出身者も増えた。今後は、子の独立、退職、高齢化といった新たなライフステージを迎えることになる。 本研究のねらいは、アフリカ出身者が特有の生活問題や健康問題をもち得ることからその現状と背景を把握することと共に、滞日経験者およびその家族の経験を通じてみえる日本人や日本社会を描くことにある。 今年度は、既存の関連資料や文献、情報を整理することと、外国人に関するデータが得られる行政統計の特徴把握と整理を行った。日本における外国人やアフリカ地域出身者の人口移動、居住、世帯、雇用、人口動態など、健康と生活に関するデータにみる現状把握に努めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究は概ね順調に進展しているが、年度前半は震災等の影響による研究環境や研究条件の変化により実施出来なかった事項も多い。とくに当初実施予定であった現地調査は行えず、次年度に変更することとなった。
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Strategy for Future Research Activity |
昨年度実施予定であった現地調査などは次年度に変更することとなったため、2012年度は現地調査を中心に研究計画を組む予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
2011年度実施予定であった現地調査は2012年度に変更するため、研究費の使用は主に旅費、調査費、調査用機材の購入などの費用に充てる予定である。
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Research Products
(1 results)