2013 Fiscal Year Annual Research Report
生体内酸化ストレスの定量的評価システムを用いた水素分子による糖尿病改善効果の解析
Project/Area Number |
23500971
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Research Institution | Nippon Medical School |
Principal Investigator |
上村 尚美 日本医科大学, 付置研究所, 准教授 (60283800)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
太田 成男 日本医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00125832)
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Keywords | 健康と食生活 / 糖尿病 / 酸化ストレス / 抗酸化剤 |
Research Abstract |
申請者らは、これまでの研究により、水素分子(H2)が抗酸化物質として優れており、2型糖尿病モデル動物(db/db マウス)に水素分子を投与することによって、高血糖や肥満が改善することを発見した。本研究では、生体内の酸化ストレスを定量評価できる糖尿病モデルマウスを開発し、糖尿病の発症と進行における酸化ストレスの発生と水素分子による除去を時空間的に明らかにすることを目的としている。 25年度は、生体内の酸化ストレスを定量評価できる糖尿病モデルマウスを開発しそれを論文として発表し(J Invest Dermatol, in press2013)、さらに糖尿病モデルマウス(db/db)との掛け合わせを行い、糖尿病モデルマウスでの生体内酸化ストレスを生きた状態のマウスで定量評価することに成功した。
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