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2013 Fiscal Year Annual Research Report

見える化・触れる化ものづくり教育システムの構築

Research Project

Project/Area Number 23501006
Research InstitutionIbaraki University

Principal Investigator

伊藤 伸英  茨城大学, 工学部, 准教授 (70203156)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 伊藤 吾朗  茨城大学, 工学部, 教授 (80158758)
Keywords工学教育 / 創造教育 / ものづくり
Research Abstract

本研究課題は,大学生に対する創造教育を実施すると同時に児童に対してものづくりの楽しさを体験させる教育システムの構築を行うものである.具体的なプログラムとして,ものづくりの技術を本や映像で“見える化”し,アイディアをITを利用した加工技術で“触れる化”するものづくり教育システムを提案する.本プログラムは,映像技術,IT技術を利用してものづくり離れを打開する活動を行うと同時に大学生に対する創造教育を実施するという特色を持つものである.
最終年度は,作成した映像コンテンツや工学的ものづくり事例集を用いて小学校の先生や児童を対象としたものづくり教室を11回開催した.教室では,マシニングセンターを用いたマグネットプレート製作,金属の実験教室,モーターを使った玩具製作,工作機械を用いた空き缶ウインドーカ製作などを実施した.アンケートから,参加者から“楽しかった”“また参加する”との回答が多く,本ものづくり教室のプログラムアが児童のものづくりへの関心に効果があったと考える.一方,大学生のアンケートからは,“専門外の人とのコミュニュケーションのむずかしさ理解した”,“協調性・積極性の重要性を理解した”,“教えることの面白さを体験した”などの意見が寄せられ,大学生もまたものづくりを通して教えることで多くを学ぶことができたと考える.
研究全体期間を通じて,ものづくり教室を26回開催した.これらのものづくり教室はものづくりの楽しさを伝える重要な取組として,TV(5回)や新聞(2回)などで紹介された.また,本取組は,学会(日本機械学会関東支部)より貢献賞と感謝状として評価された.以上のように,大学生に対する創造教育と共に児童や小学校の先生に対してものづくりの楽しさを体験できる活動を実現できるプログラムを創出できた.

  • Research Products

    (1 results)

All 2013

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 茨城大学における産学連携による授業改善の取り組み2013

    • Author(s)
      伊藤伸英、伊藤吾朗
    • Organizer
      2013年精密工学会秋季大会
    • Place of Presentation
      関西大学
    • Year and Date
      20130912-20130914

URL: 

Published: 2015-05-28  

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