2013 Fiscal Year Annual Research Report
小学校から高校までのアクティビティ型情報科学教育の開発と実践
Project/Area Number |
23501038
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Research Institution | Fukuoka University |
Principal Investigator |
鶴田 直之 福岡大学, 工学部, 教授 (60227478)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉村 賢治 福岡大学, 工学部, 教授 (40167002)
廣嶋 道子 福岡大学, エクステンションセンター, 助手 (20628284)
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Keywords | 情報科学教育 / アクティブラーニング / アンプラグド / 深さ優先探索 / スタック |
Research Abstract |
小学校から高校までの情報処理教育がリテラシー教育に偏重していることが原因となり、電子情報分野で大学の不本意入学が少なからず存在し、また情報科学の高い素養を持つ人材の発掘も行えていない問題を解決すべく、新しい学習教材を開発する。開発する学習教材は、情報科学の本質であるはずのアルゴリズム論・プログラミング論・情報理論、情報処理技術者に不可欠な人間力と電子技術の知識の教育を可能にする、アクティビティ型のコンピュータを必要としない(アンプラグドと呼ばれている種類の)新しい学習教材である。活用の場としては、小学校から高校までの理科や数学の授業の一部、あるいは総合学習の時間、地域貢献の一環として行われる理科教室を想定している。また、教材活用の普及活動として、教材を活用できる教員の養成と、地域の子供たちを対象として講座を行う。 平成25年度の実績は以下の通りであった。教材作成に関しては、平成23年度に試作した「スタックを使った深さ優先探索」のアクティビティ型教材に再帰概念の学習を追加した。教員養成については、開発した教材を含むアクティビティ型教材の実践方法を、免許状更新講習で小学校から高校までの教諭に対して講習した。地域貢献については、本学エクステンションセンターの市民講座を利用して、従来の小学生向けに加えて中学生向けにも情報科学教育を実践した。以上の成果を、主観評価のアンケートを基に分析した。その際、成果の取りまとめ方や分析方法の調査のために出張旅費を使用した。
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