2013 Fiscal Year Annual Research Report
小中学生を対象にした体験型理科教室のための教材開発
Project/Area Number |
23501041
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Research Institution | Tokyo Metropolitan College of Industrial Technology |
Principal Investigator |
吉田 健一 東京都立産業技術高等専門学校, その他部局等, 准教授 (60252201)
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Keywords | 小中学校 / 理科教室 / 放射線 / 超伝導 / 教材開発 / クリッカー |
Research Abstract |
本研究では、クリッカーに対応した小中学生向けの理科教室用の教材開発と、実際の理科教室の開催を目指した。その結果、主に超伝導と放射線に関する小中学生向けの教材を開発し、3年間で7件、合計の参加人数は514名となる、以下の理科教室を開催した。 (1) -196℃の世界と超伝導による磁気浮上を体験しよう(小学生対象,国立科学博物館サイエンススクェア, 平成25年8月9日,参加者120名 (2) 身近な暮らしの放射線, 都立産業技術高専 中学生向け模擬授業,平成25年6月30日,参加者14名 (3) 極低温と超伝導について, 都立産業技術高専 理科教室(中学生対象),平成24年10月8日,参加者50名 (4) 身近な暮らしの放射線, 都立産業技術高専 公開講座(小学生対象), 平成24年8月18日~19日, 参加者20名 (5) 極低温と超伝導について,国立科学博物館サイエンススクェア(小学生対象), 平成24年8月10日, 参加者100名 (6) 第13回産業ときめきフェアin EDOGAWA 理科教室:超伝導デモンストレーション(小学生+一般対象) 平成23年11月18~19日 参加者約200名 (7) 都立産業技術高専学校説明会 体験理科教室 暮らしの中の放射線(中学生対象)平成23年10月6日 15:00~16:00 参加者10名 平成23年度は、放射能や原子力発電所に関する理科教室の実施の社会的要望が高まったため、放射線に関する教材開発を実施した。平成24年は、昨年度開発して実際に現場投入した超伝導と放射線に関する教材に、さらなる改良を加えた。平成25年度は、開発した教材を用いての2件の小中学生向けの理科教室を実施した。またこれらの教材に加え、固体酸化物燃料電池、中学校の力学分野の教材開発の取り組みも実施した。
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