2013 Fiscal Year Annual Research Report
高専におけるティーチング・ポートフォリオの普及とメンタリング技能に関する研究
Project/Area Number |
23501044
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Research Institution | Osaka Prefecture University College of Technology |
Principal Investigator |
北野 健一 大阪府立大学工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (20234263)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金田 忠裕 大阪府立大学工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (80259895)
中谷 敬子 大阪府立大学工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (60295714)
井上 千鶴子 大阪府立大学工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (50715365)
中田 裕一 大阪府立大学工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (80249812)
東田 卓 大阪府立大学工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (00208745)
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Keywords | ティーチング・ポートフォリオ / ファカルティ・ディベロップメント / 高等専門学校 / ワークショップ / メンター / メンティー / メンタリング / キャリア教育 |
Research Abstract |
平成25年度はティーチング・ポートフォリオ(TP)作成ワークショップ(WS)を2回(参加者:学内4名、学外15名)、TP作成長期コースを2回(参加者:学内2名)、TP更新WSを1回(参加者:学内2名)、アカデミック・ポートフォリオ(AP)作成WSを2回(参加者:学外12名)、スタッフ・ポートフォリオ(SP)作成WSを2回(参加者:学内1名、学外3名)開催した。これによって、大阪府立大学工業高等専門学校では常勤教員73名中50名がTPを作成し、約7割の教員がTPを執筆した高等教育機関となった。 また、本校では学外からも作成者を受け入れており、2014年3月末現在、本校でTPを作成した教員は学内外あわせて107名となっている。日本国内におけるTPの作成者は現在約500名と推測されており、日本国全体におけるTPの作成者のうち、2割以上が本校でTPを作成していることになる。本校は「日本におけるTPのメッカ」としての役割を十分果たしている。 全国高専教育フォーラム、日本高専学会、大学教育研究フォーラム等において、TPをはじめとする各種ポートフォリオについての講演を行った。 TPを正しく導入するためには構成員の正しい理解が必要である。よって、TPについての正しい情報をFD講演会等の形で周知した。平成25年度は、1高専1大学で講演を行った。 TPを組織的に導入している高等教育機関は大学・高専あわせて23である。しかし、高専だけに絞ると、2014年3月末現在、全国57高専のうち、TP作成者が1名以上在籍している高専は20高専(35%)、TPを組織的に導入している高専は11高専(19%)となっている。TP導入大学の割合にくらべれば、かなりの高率であり、本研究目的の一つである高専へのTP普及は着実に進んでいる。
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Research Products
(8 results)