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2012 Fiscal Year Research-status Report

中国の特定地域集積型科学技術発展政策の現状調査

Research Project

Project/Area Number 23501070
Research InstitutionEhime University

Principal Investigator

細川 洋治  愛媛大学, 国際連携推進機構, 教授 (50591830)

Keywords政策研究 / 中国 / 科学技術政策 / サイエンスパーク
Research Abstract

中国のサイエンスパーク・ハイテクパークは現在判明しているだけでも800以上を数え、その影響は中国経済全体に及んでいる。これらの地域集積型研究開発拠点は中国の躍進の原動力となっているが、従来必要なデータが揃っていなかったこともあり、充分な分析ができなかった。しかしながら最近になってこれらのデータが利用可能になってきたおり、本研究はこれらのデータを活用することによって、中国科学技術の各地域、各拠点における発展形態の特徴について、実証的な分析を行うものである。これにより、中国の科学技術の発展において地域集積型研究開発拠点が果たした役割を明確化するとともに、現在の中国における各地域の科学技術の現況と動向を把握することを目的とする。平成24年度においては次の項目について研究を実施した。1、科学技術振興機構中国総合研究交流センターの「Science Portal China」は、中国の科学技術に関する世界最大のサイトであるが、前年に引き続き、これから記事の抽出を行った。2、中国文献データベースを利用して、北京、上海地区を中心に文献計量学的分析を行った。3、中国のタイマツ計画等の地域科学技術関連の文献調査を行った。4、北京大学、清華大学、上海交通大学、浙江大学等を歴訪し、それぞれの地域におけるサイエンスパーク等の地域集積型研究開発拠点の状況について、情報収集を行うとともに、研究協力について調整を行った。5、中国総合研究交流センター等の関係機関との調整を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

尖閣列島問題で予定していた現地調査の一部がキャンセルになったが、それ以外は当初計画で予定した事項を実施できた。

Strategy for Future Research Activity

1Science Portal Chinaからの記事抽出: Science Portal Chinaから記事の抽出を行う。
2文献計量学的分析:中国の全地域について分析を試みる。
3文献調査・現地調査:引き続き調査を実施する。
4関係機関との調整:関係機関との所要の調整を行う。また、評価・分析に関するコメントを受ける。
5評価・分析:個別研究項目の結果から得られた地域ごとのデータを基に中国の科学技術の発展において地域集積型研究開発拠点が果たした役割、地域集積型科学技術発展政策の意義についての評価・分析を行う。また、研究成果を刊行物として取りまとめる。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

平成24年度に予定していたが尖閣列島問題の影響でキャンセルになった中国内陸部の現地調査の実施費用として執行を予定している。

URL: 

Published: 2014-07-24  

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