2013 Fiscal Year Annual Research Report
情報携帯端末を利用した学習教材の開発並びに配信手法の研究
Project/Area Number |
23501113
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Research Institution | Tamagawa University |
Principal Investigator |
清水 英典 玉川大学, 教育学部, 教授 (00365876)
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Keywords | タブレット型PC / デジタル教材配信 / 情報携帯端末 / 遠隔交流学習 |
Research Abstract |
本研究では、情報携帯端末を利用した学習教材コンテンツの、1)作成方法、2)提供方法、3)運用方法について、3年間で実践的な研究を行ってきた。初年度は先行研究調査を行い、現職教員を対象に、学習教材コンテンツの製作勉強会を実施し、これらを利用して効果的な学習を行うための実践討議を行った。2年目は、学習教材コンテンツ製作方法及びその活用に関して「情報処理学会」「全日本教育工学研究協議会」「教育システム情報学会」等で研究発表を行い、先行研究者からの意見を本研究に活かした。3年目は、学習教材コンテンツを授業で利用する上での問題点改善点について研究を推進した。また、大掛かりなシンポジウムを実施することが出来なかったので、現職教員を対象とした本研究成果の授業活用について勉強会を持った。3年間の本研究を通して、以下の様な研究成果がみられた。 (1)紙面だけでは表現することが困難な学習内容が表現された学習教材コンテンツを、タブレット型PCに配信格納して持ち歩くことが可能となった。 (2)いつでもどこでも自分に合わせた時間帯で学習や反復練習を行うことができるようになった。 (3)教員が学習教材コンテンツを作成することを想定した短時間作成の方法を採用できた。 ただし、授業内外での効果的な活用を意図した学習教材コンテンツを配信する仕組みや、授業活用の方法を含んだ運用方法については、当初から配信システムとしてAppleのPodCasting Systemをエンジン部分としていたが、平成24年度に、AppleがPod Castのサービスをうち切ったため、これに変わる配信システムを選択構築したことで多くの労力が必要となった。現段階では、サービス打ち切り以降のデジタル教材コンテンツに関しては、Web Serverより、タブレット型PCへダウンロードもしくはストリーミングを行いながら授業活用することで対応した。
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Research Products
(3 results)