2014 Fiscal Year Annual Research Report
ICT人材育成向け統合教育ドキュメンテーション基盤の構築
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23501158
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Research Institution | Future University-Hakodate |
Principal Investigator |
大場 みち子 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (30588223)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
奥野 拓 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 准教授 (30360936)
伊藤 恵 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 准教授 (30303324)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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Keywords | PBL / RDF / LOD / 情報推薦 / 教育コンテンツ / ドキュメンテーションシステム |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究ではICT教育を高度化,効率化するための教育コンテンツの生成,蓄積,活用を管理するドキュメンテーション方式の開発を目標としている.最終年度はPBL(Project Based Learning)での実施状況や役割に応じた教育コンテンツの推薦機能の開発と評価を実施した.また,インストラクショナルデザインプロセスに基づいて講義とPBLの相互交流の仕組みの設計と評価,実践型教育におけるカリキュラム改善を実施した. 研究期間全体としての研究成果はつぎの通りである.(1)教育コンテンツのDITA化とRDF化を策定し,これに基づく教育ドキュメンテーションリポジトリ(蓄積系)を設計・開発した.これにより,教育コンテンツの再利用性が高まると共に作成の効率化を図れた.(2)コラボラティブ教育ドキュメンテーション環境(活用系)として学習者が自ら取捨選択して学ぶPull型の学習環境と教育コンテンツにメタデータを付与した講義資料RDF,講義資料を補足するWebページおよび工程情報のRDF、J07のスキル一覧からPBLの状況や担当する役割に応じて学習すべき教育コンテンツを推薦するPush型学習環境を開発し,その有効性を示した.(3)クリエイティブ教育ドキュメンテーション環境(生成系)として,教育コンテンツをソフトウェア工学の知識体系を用いてチャンク単位でトピックをまとめてトピック管理の効率化を図る方式と教育コンテンツのRDF化を容易にするツールを開発した.(4)インストラクショナルデザインプロセスに基づく講義とPBLの相互交流のしくみの開発と評価を実施した.実践型教育におけるカリキュラムの設計とExperience Mapを利用した改善を実施した.(5) ICTスキルに対する教育ドキュメンテーションの影響評価を開発したシステムを利用して実施した.
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Research Products
(10 results)